コンサドーレ札幌オフィシャルブログ

2010年01月11日

飲みきれない

札幌ラーメンの元祖と言われる、今は無き「龍鳳」創業者の松田翁は、客の残したスープを飲んで味の改良をしたそうで、この人の言葉かどうか忘れてしまったけど、「ラーメンの一杯は、スープを全部飲みきってはじめて一杯なんだ」という記事をずっと昔に旅雑誌かなんかで読んで、以後長い間その言葉が頭から離れず、どこのお店に行ってもスープを全部飲んできました。

ところが数年前から途中でスープを残すお店が出始め、今は全部飲みきるのは数えるほどしかありません。

注文は大抵スタンダードなラーメンの大盛で、麺や具は全部食べるのですが、スープまではどうも…

今回の帰省時もここここここの3件行ったのですが、大盛を注文して、スープを全部飲みきったのは3件目の店だけです。

それだけ自分の好みがはっきりしてきたんでしょうか。

それとも味がしつこいとかで、ついていけなくなったんでしょうか。

豚骨スープのラーメン屋が多くなりましたが、はじめてスープを残したのは近所の豚骨が売りの一軒なんですよね。

先日、5~6年ぶりに行ったのですが、やっぱりダメだった。

よくラーメンも進化するといいますが、私の味覚?感覚?は進化とは言えないでしょうね。

posted by equip |12:30 | 雑記系 | コメント(2) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:飲みきれない

最近はストレート麺にスープを絡ませるスタイルが流行ったりして味が濃い方に振れてますね。飲み干せるほどスープとして旨いとラーメン全体としてはパンチに欠けたりして。

ラーメンで一番金がかかっているのがスープですから、スープを残すというのはもったいない話なんですよね。店側も、精魂込めたスープを飲みきってもらうためにおじやセットなんかをつけるとか、工夫しているところもあるようです。

posted by すがり| 2010-01-11 12:54

Re:飲みきれない

>すがりさん
確かにスープを残すことは、店主を一番がっかりさせることだと思います。
ただ、これは個人の好みですから、合わないのを無理やり合わせることも厳しいです。
飲み始めはいいのだけど、途中でしつこくなると「これ以上は…」となってしまう。
そうならないためには、自分に合った店を探しきることなんでしょうが…

posted by equip| 2010-01-13 07:11

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