コンサドーレ札幌オフィシャルブログ

2009年01月10日

豊浦歩き vol.2

洞爺駅から乗ったタクシー、運転手と話し込んでいたこともあったが、それでもずいぶん
メーターの上がり方が早いと感じた。
そしたら目の前に貼り紙
「冬期割増期間 3月31日まで 通常の2割増」
ええっ! こんなシステム初めて。

消防署の所まで1970円
そして運転手の携帯番号が書かれている名刺
「帰る時ここに連絡くれれば迎えに行きます」
確かに田舎のタクシーじゃヒマだよな。


まず向かったのは思い出の磯
高校受験直前の正月にも行った。
崖の中の小道を降りて行くと、ここはほとんどプライベートな場所だ。
あの時、波打ち際の砂の上に2つ落書きした。

「◯◯高校合格」
「富士山の見える家に住む」

一つ目はごくありふれたことだろうが、二つ目に何でこんなことを書いたのか。
ちょうどこの場所の対岸に駒ヶ岳(通称渡島富士)が見えていた。
それまで私が見た富士山は東京からの帰りの飛行機で雲の上に顔を出しているものだけで、
近い所で見たことがなかった。
たぶん、近くから見たいという気持ちがこんな言い方になったと思う。

でも、書いてみるもんだね。
今住んでいる家は、窓から富士山が見えるのだ。

豊浦駅から洞爺に向かって入る最初のトンネルの上の道を進むと磯への入り口がある。
近所に個人で建てたらしい子育観音が見える。
内藤選手もここでトレーニングをしていたことだろう。
目印は何十年も放置されている廃車。

ところがここから出ているはずの小道が消えている。
雪はほとんどないし、間違えるにも間違えようがない。
おかしいなと思い近所をウロウロしていたらランニング中の若者が近づいてきた。
「すいません」
でも、反応してくれずに去っていった。
耳にイヤホンが入っていた。

再び廃車の所へ。
足場のギリギリの所まで進み、上から磯を拝むことにした。
もう二度と行くことができないのかな、と思いながら…

「あの磯は一年を通しても数えるぐらいしか行かないよ」
と教えられた。
その人の話を次回に…

posted by equip |17:30 | 旅(~09) | コメント(2) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:豊浦歩き vol.2

通称、「三番磯」というところではなかったでしょうか?子どもの頃、あの細い道を下っていったことがあります。
消防署のところというと、農協のガソリンスタンドの辺りですか?

posted by 通りすがりの者ですが| 2009-01-10 21:19

Re:豊浦歩き vol.2

>通りすがりの者ですが さん

>>三番磯
地元の人はそう言うそうですね。
というのは私はここ以外の磯に行ったことがないので…

国道37号線から見て、海側が消防署で山側は確かに農協のガソリンスタンドがあります。
親戚の家は海側にあったので、私の基準がそっちにいくようです。
ついでにガソリンスタンドは海側にかつて3件ありましたが、真ん中にあった昭和シェルのスタンドがなくなって、今は手前のJOMOと奥の出光の2件ですよね。

posted by equip| 2009-01-10 22:24

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