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2010年07月30日

スピード

「この間、駅前で見かけたよー!」

 「先週、動物園に行かなかった?」

  「昨日、すすきのでフラフラしてたでしょー!?」


そんなふうに時々、私は複数の人から目撃される。



が!!!



私はその日、そこには行ってはいない。




どうやら私にソックリな人が、この札幌にいるようなのだ。



ただそれは、ソックリとかいうレベルなどではなく、

「私」そのものらしい。



顔、体型はもちろん、歩き方から服のセンスまで、

もう何もかもが、「私」なのだという。



目の前まで来て、視線が合っても全く反応がないので、

そこで初めて別人と気付くらしく、



中には、いくら別人だと説明しても、


「酔っぱらってたみたいだから、覚えてないんだねぇー。」


と、最後まで信じてもらえない人までいた。







この世界のどこかに、


いや、とても近くに、



もうひとりの私が、まぎれもなく存在する。






 不・思・議






数ヶ月前、

TVに映る征也を見ながら、私は無意識につぶやいていた。


 「征也も今年、結婚かぁ・・・」






 不・思・議






そして、おめでとうございます。





でっかい幸福と、もっとでっかい責任を、



だっこして、おんぶして、




全速力で、走れ征也。





ゆっくりゆっくり、歩け征也。






posted by た |14:55 | ボール | トラックバック(0)