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2011年12月31日

おにぎり

おにぎりを握ってくれる人はいますか。


あなたのために。



頼んでもいないのに、いらないって言ったのに、


それなのに、握って持たせてくれる人はいますか。



おにぎりを握ってくれる人はいますか。


その人を、大切にしていますか。



その気持ちを、かけがえのないものだと感じていますか。






しょっぱくても、キレイな三角形じゃなくても、






おにぎりを握ってくれる人はいますか。



そしてあなたも、




誰かのために、握っていますか。





posted by た |21:25 | | トラックバック(0)

2011年11月30日

笑って

今日も、笑って過ごせた。

明日も、笑って過ごそう。


これから先に、悲しみや涙が待っていたとしても、


泣くのは、その時その瞬間だけでいい。

だから、笑って過ごそう。





そう思って生きてきた。





そのせいなのか、私は人から、


「ねぇねぇ、悩みないでしょ?」


と、よく言われる。



もちろん、そんなことはないのだが、

じーっくり考えてみると、その通りだったりもする。







最近、思うんです。







人間って、それぞれがそれぞれの人生を生きていけるように、


うまい具合に、ちゃんと出来てるなって。











今年も、もう残りわずか。



そして、いよいよ最終戦。




コンサドーレに関わる、すべての人が、





最高の笑顔で、終われますように。






posted by た |23:59 | ボール | トラックバック(0)

2011年10月31日

来年

もうすぐ、雪が降る。


もうすぐ、冬が訪れる。



「来年のお正月は、どこで迎えられるんだろうねぇ・・・」



病室で母が、ふと呟いた。





たぶんきっと、家には帰れない。





だからといって、ずっと病院にいられるような、

そんな優しい時代でもない。





母を待つ現実。





やがてたどり着くであろう、最後の場所が、



たとえ、そこが、どこで、あっても、




いつだって一緒に、そばにいるから、





大丈夫、大丈夫。






なーんにも、心配しなくていい。







posted by た |22:10 | | トラックバック(0)

2011年09月30日

オモイタチ

すごーくすごーく忙しすぎて、

ブログの更新も出来そうにないので、


以前、書こうと思って、結局書けなかったエピソードなどの、

せめてタイトルだけでも、ここに書き記しておこうと思います。






 「ジカンズカン」

  「奴隷王」

   「自転車に乗って」

    「雲」

     「スペシウム・ヒッキー」


 「中のポケット」

  「エジをたずねて三千里」

   「タイトスカート」

    「傷口」

     「あの日の宮の沢」






いつか書きたいものだったり、タイミング的にもう無理だったり、


何を書こうとしていたのかさえ、忘れてしまっていたりと色々です。









というわけで、



いつも以上に中途半端な内容になってしまいましたが、




これが、今の私の精一杯です。





精一杯です。






posted by た |23:52 | うひ | トラックバック(0)

2011年08月31日

運命の線

私の右手の掌に、

縦に、少し斜めに刻まれている運命線。



子供の頃にはなかった。


二十歳の時にもなかった。



左手には今もない。


ただ中央に十字架のような線が刻まれているだけ。





そんな運命線。





私は昔から、運命というものを信じている。



人の運命とは、人の人生とは、もう何もかもが最初から決められていて、

ただそのシナリオ通りに進んでいくだけだと、


なんの根拠もなく、そう信じている。



確信している。







ある日、


ずっと、一本に繋がった線だと思っていた運命線が、

よーく見ると、途中でわずかに途切れていることに気が付いた。


数ヶ月前のことだ。




それが先日、母の病室でふと眺めた右手を見てビックリ。



なんと!


ほんのわずか途切れていただけの運命線が、


左右に5ミリも離れていた。





手相に詳しくない私には、


運命線にどんな意味があるのかなんて、



さっぱりわからないけれど、




手相って、短期間でこんなに変わってしまうものなの???





posted by た |23:31 | うひ | トラックバック(0)

2011年07月31日

覚悟

二年ぶりに、


母が入院した。




病室の窓から見える景色は、あの時とまるで同じだけれど、




何かが、



何かが大きく変わろうとしている、




そんな予感がした。





posted by た |07:20 | | トラックバック(0)

2011年06月20日

歳月

純貴、おめでとう!!!!!



そしてお母様、




本当に本当に、おめでとうございます。





posted by た |00:10 | コンサドーレ達 | トラックバック(0)

2011年05月31日

忘れた唇

久しぶりに聴いたその曲は、

やはり圧倒的な存在感のまま、痛いくらいに胸に刺さる。


そんな懐かしい八神純子の「夜間飛行」が、

もう朝からずっと頭の中で鳴り響き消えずにいて、


私は無意識に、その切ないメロディーを口笛で吹いていた。




 んんんんんんんん?




もう一度。




 むむむむむむむむ?




やっぱりダメだ。




何度トライしてみても、口笛は鳴らなかった。



ひゅーひゅー空気が、ただ漏れるだけ。




子供の頃から普通に当たり前に吹けてたのに!!!




どゆことッ???





で、困った時のインターネット。





調べてみると、顔の筋力の衰えが原因みたいで。





 ふむふむ。





そりゃあね、昔と比べるとアチコチソチコチ、変わってしまったけれどもね、



ずっと見て見ぬフリをしてきたけれどもね、



まさか、口笛が吹けないほど顔の筋力が衰えていたなんて、




ていうか、口笛ってそんなに筋力が必要だなんて、





そっちのほうがオドロキだわい。










と こ ろ で、




みなさんは大丈夫ですか?





その唇は、あの頃を忘れていませんか?






posted by た |15:22 | うひ | トラックバック(0)

2011年04月29日

窓から

リビングの窓から、

ほんの少しだけ見える、お隣さんのガレージ。


そのガレージから、颯爽と自転車で飛び出して行く、

少年の姿を時々、見かけることがある。



時々といっても年に数回、偶然見かけるだけなので、

その度に、少年の成長に、変化に驚かされる。






坊主頭だったのが、ロン毛になっていたり、金髪になっていたり、






まだあどけなく幼く見えていた少年は、

いつも全速力で、いろんな階段を駆け上って行く。






もうずいぶん少年の姿を見ていないなぁと、思っていたある日の朝だった。




リビングの窓の、揺れるカーテン越し、




短く髪を切りそろえ、スーツに革の鞄を抱え、




少年は普通に現れた。




やんちゃに肩で風を切っていた少年は、いつの間にか大人の顔で、


だけど、まるで昔と同じように、颯爽と自転車で飛び出して行った。








 春は始まりの季節。






しまふく寮通信2が始まった、しゅんピーが卒寮した。






 春は始まりの季節。






続く悲しい出来事に、胸が張り裂けそうになっても、

下を向いてばかりはいられない。



人は傷つくたびに、強くはなれないけれど、


楽チンな人生なんてないから、



何度でも、立ち上がる。




泣きながらでも、立ち上がる。





スタート、そしてリスタート。






posted by た |15:40 | ボール | トラックバック(0)

2011年03月17日

 無事を祈る。


 無事を祈る。



 ただ、無事を祈る。




posted by た |14:30 | | トラックバック(0)

2011年02月28日

夢のつづきは嵐

~前回からの続きです~





彼は突然、夢の中に現れた。


モザイクがかかったような、ぼんやりとした彼の表情は、

男か女かさえわからない程に、曖昧で不確かだったけれど、


私はすぐに彼を認識することが出来た。




・・・あぁ櫻井翔だ。




アイドルグループ「嵐」の一員である、ということぐらいしか、

私は彼の事を知らない。



そんな彼が夢の中に現れ、必死に私に何かを訴えていた。

何を言っているのかは、わからない。


ただ口だけが動き、声は聞こえなかった。


それでも、彼の必死さだけは伝わり、

私がその唇の動きを読みとろうとした時、


けたたましい目覚まし時計のアラームが、その全ての邪魔をした。





 朝だ。





眠い目をこすりながら起き上がろうした瞬間だった。


胸の奥の奥が、ズキンっと痛んだ。




 えっ?・・・なんで!?




なんと私は、櫻井翔のことを好きになっていた。


それも、ちょっとやそっとの好きではなく、



死ぬほど愛してしまっていた。




 えええええええええーーーーーっ!!!!?




もう彼なしでは生きられないくらいの激しい恋心と、

今、そばに彼がいない淋しさに、



号泣しそうになっている自分に、私は恐怖した。








ずっと忘れていた、大切な記憶を取り戻したかのような私を、


忙しい朝が、そしらぬ顔で呑み込んでいった。










その日の夜、










私は初めて嵐の番組にチャンネルを合わせた。


そして彼が登場するのを、複雑な気持ちで待った。



やがて現れた彼は、とてもさわやかな笑顔だったけれど、


ただ、それだけだった。



私の心は、彼に対して何も感じることはなかった。





魔法は解けたようだ。






だけど、






ただひとつ、変わったこと。



それは、私の心の中に、




昔、死ぬほど愛した男として、





しっかりと彼が、刻まれているということ。






(|||_|||)ガビーン!!!







posted by た |15:15 | うひ | トラックバック(0)

2011年01月30日

初夢じゃない

残念なことに、

初夢って一度も覚えていたことがないのです。


もちろん今年も。


毎夜のように見ているのに、そのほとんどを忘れてしまう、夢。



なのに何故だか、ずっと覚えている夢もあって、



たとえ何年経とうが、何十年過ぎようが、記憶の奥に刻まれたまま、




そして時々、フッと思い出すのです。







つい先日も忘れられない夢を見ました。


いや、とてもとても不思議な体験をしました。








それは、目が覚める直前に見た夢で・・・











ごめんなさいです。


時間がないので、次回につづきます。




posted by た |15:25 | うひ | トラックバック(0)

2010年12月31日

大晦日

静かに部屋に流れている、レミオロメン。

大晦日の歌。


うん、やっぱりいい歌。


なーんにもなかったようで、いろいろあった一年が過ぎ、

また今年も終わる。




おめでとう!!と言える、新年を迎えられることが、

なによりのお年玉で。






大晦日。






いつか訪れる最後の日に、心のどこかで怯えながら、



 誕生日、クリスマス、お正月・・・




その日をまた来年も祝えることを祈る、願う、





ありふれた、いつもと同じ大晦日。





posted by た |14:59 | ボール | トラックバック(0)

2010年11月26日

can

赤ん坊の頃の私は体が弱く、

月に20日は病院通いだったらしい。


突然の高熱。


母自身、もう既に発病しており、痛みを堪えながら私を抱き、

何度も何度も病院まで走ったという。



静かに、そして確実に、母の病気は進行し、





やがて母は、我が子を抱き上げることさえ出来なくなっていった。





今では自分で食事をとることも、すっかり困難になってしまった母なのだが、

私が子供の頃は、まだ少しは手も動いたので、


母が食事の支度をしていた。



でも、ずっとは起きていられないため、幾度も休みをとりながら、

だから何時間もかけて、やっと出来上がる母の手料理。



不自由な手で作られた母の手料理は、いつも不格好で、

コゲてたり、クズレてたり。



重い皿は持てないから、

プラスチックのオシャレでもなんでもない皿で。




それが我が家の食卓だった。




が、いつしか、箸も包丁も持てなくなった母は、

台所に立つことさえ出来なくなっていった。









自分で出来ることが、なくなるということ。



その痛みと恐怖を、きっと私は何も理解していないだろう。









最後に母の手料理を食べたのは、いつだったろう。


何を作ってもらったんだろう。




ちゃんと、おいしいよって言ったかなぁ。

いつも、ありがとうって言ったことなかったなぁ。






あれが最後になるなんて、思ってもいなかったから、



もうなんにも覚えてないや。




なんにも、覚えてないや。





posted by た |15:59 | ココロ | トラックバック(0)

2010年10月17日

初めて虹を見た時の感動を、

思わず駆け出していた、あの気持ちを、


ずっと忘れずにいたいと思う。




1972年 札幌オリンピック。




当時、私は札幌の宮の沢に父とふたり、暮らしていた。

幼かった私が、あの頃オリンピックをどの程度理解していたのかは、もう定かではないけれど、


部屋の壁に飾られていた、ポスターの中の五輪のマークを、

今でもはっきりと覚えている。



が、そのテーマソングである「虹と雪のバラード」のことは、

不思議と何も覚えていない。



きっと何度も耳にしていたはずなのに、

なにひとつ私は覚えていなかった。




そんな私が、数年前、


テレビで札幌オリンピックの映像を観た時、


そのバックに流れていた「虹と雪のバラード」を聴いた時、



何故だろう。


涙が出た。


いっぱいいっぱい出た。



理由は、わからない。









歌ってスゴい。


ホントにスゴい。









「虹と雪のバラードを歌う会」








スタジアムで、歌う。



コンサドーレを愛するみんなで、歌う。




「虹と雪のバラード」を、歌う。






・・・歌う!!!






posted by た |22:30 | ボール | トラックバック(0)