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2011年08月31日

運命の線

私の右手の掌に、

縦に、少し斜めに刻まれている運命線。



子供の頃にはなかった。


二十歳の時にもなかった。



左手には今もない。


ただ中央に十字架のような線が刻まれているだけ。





そんな運命線。





私は昔から、運命というものを信じている。



人の運命とは、人の人生とは、もう何もかもが最初から決められていて、

ただそのシナリオ通りに進んでいくだけだと、


なんの根拠もなく、そう信じている。



確信している。







ある日、


ずっと、一本に繋がった線だと思っていた運命線が、

よーく見ると、途中でわずかに途切れていることに気が付いた。


数ヶ月前のことだ。




それが先日、母の病室でふと眺めた右手を見てビックリ。



なんと!


ほんのわずか途切れていただけの運命線が、


左右に5ミリも離れていた。





手相に詳しくない私には、


運命線にどんな意味があるのかなんて、



さっぱりわからないけれど、




手相って、短期間でこんなに変わってしまうものなの???





posted by た |23:31 | うひ | トラックバック(0)

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