2016年05月02日
秘密の金沢☆利家とまつの謎のランチ♪
熊本戦が中止となっので明日の金沢戦の重要度が上がりました。なぜならボクが言うまでも無く 現在のJ2はまるで戦国時代さながらの群雄割拠状態だからです。ですので今夜は戦国武将の 前田利家公がまつ君と食べたであろう「鴨うどん」を再現しました♪ 金沢の兼六園の中に兼六亭という茶屋さんがあるのですが、そこの人気メニューの「じぶそば」 と言うのは加賀料理の治部煮が載ったそば(残念ながら鴨では無く鶏肉です)で他の金沢市内の 数店の蕎麦屋さんにもあるそうです。でも「じぶそば」は前田利家公が鴨狩が大好きだったので 兼六亭の主の想像で造られたメニューで文献等に依る裏付けは無いのです。 それに利家公の時代(16世紀後半の天正寺代)にはまだ現在の様なそばの食べ方が一般的に 定着していない様で例外的に信州等ごく一部の地域で「そば切り」の記述があるだけなのです。 その続きの話は調理の合間に・・用意したのは岩手産の鴨ロースと出汁は市販の鴨だしです。
しかし以前ボクが取材で訪れた石川県小松市の郷土史家のお話では利家公が七尾から現在の 金沢に城を移した時には既に小松周辺では「小松うどん」が製造さてれいて、お城に納入した 記録も残っているそうです。 戦国時代の再現ですから鴨には下味を付けずに直接焼きます。その方が野趣ある味になります。
利家は残された衣服から身長が182㎝もあり当時としては長身でかっこ良くて弓矢の達人だった ようで、それを活かした趣味が鴨狩でした。家来と頻繁に狩りに行っていた様ですから、その狩りで 獲れた鴨肉を城内で料理したそうなのでやはり「治部そば」では無く小松うどんを使った「鴨うどん」 を食べていたと推測されます。 その後も加賀藩では美味しい鴨が獲れるので「治部煮」が郷土料理として生まれたのだと考えます。 焼いた鴨を取り出してから焼き脂でネギと椎茸をソテーします。
小松うどんは手に入らないのでストックしてある冷凍うどんです。十分なコシがあります。
出来上がりです♪愛妻家の利家はまつ君と「鴨うどん」でランチしたのでしょうね(^_-)-☆
明日の試合では金沢を美味しくカモにしますね(^o^)v
関西人は汁が黒いので「何やコレ」と言うカモ←オヤジギャグ(^^;
あっ!粉山椒かけると美味しいですよ(^_-)-☆
・・おまけ・・カモネギとは良く言ったものです(^o^)v
posted by 大阪帰りの道産子 |18:55 | 喰らう | コメント(2) | トラックバック(0)