2014年10月02日
水戸を喰らっチャウダー☆
Jリーグが創設される頃に茨城県で長期の仕事がありました。撮影現場は猿島郡でしたが 逗留したのは古河市(何と読むか分りますか?フルカワシに非ず)のホテルとは名ばかりの 旅館でしたが、毎晩和食だと気の毒だと思ったのか時々洋食も出ました。その中でご主人が 「ボクは大洗の近くの生まれで子供の頃は近所の海岸でいくらでもアサリやハマグリが獲れた」 と言いながらハマグリのクラムチャウダーと洋風焼き蛤を出してくれました。 年齢的にボクより少し上の様で昭和30年代前半の話でしょう。「今ではもう全然獲れないけど」 と言うので調べると名物の様ですが貝を撒いたら客にスグに拾わせる「なんちゃて潮干狩り」 で料金も高めです。 ボクは冷凍庫にクラムチャウダーのストックをしていましたが残量が少なくなったので 追加します。ハマグリは売っていなくてアサリも小粒だったの缶詰にしました。
ご存知でしょうがクラムは二枚貝の総称ですのでハマグリでもアサリでも一緒なのです。 残っているストックを入れる事で味も安定します。まるで英国の老舗店のプディング?
玉ねぎが透明になったら(飴色にする必要はありません)じゃがいもを加えて炒めたら ベーコンと更に炒めます。以前しーちゃんさんの「サラダオイルはあまり使いません」 に眼からウロコでした。玉ねぎを炒めるにはオリーブオイルとバターのミックスです♪
古河・・焦がさない様に炒めたら牛乳と生クリーム(本物)で煮込みます。
出来上がりました。以前ハマグリが名物の桑名市に行きましたが、昭和40年代までは年間
数百トン獲れたハマグリが数トンしか獲れないと嘆いていました。今は蓄養した九州産か
中国産の様です。茨城県でも同様でしょう。それでも水戸を喰らッチャウダー☆
posted by 大阪帰りの道産子 |22:10 | 喰らう | コメント(0) | トラックバック(0)