コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2012年12月06日

勘三郎さんの早い死を悼んで甘海老汁を作りました。(非コンサネタ)

新聞辞令では財前さんなのですね。ある意味育成に賭けた人生なのでお金の無いクラブでは良い選択かも☆

敬愛していた中村勘三郎さんの訃報に、昨日は余りのショックでブログを更新することが出来ませんでした(ノ△・。)ボクと同い年の昭和30年生まれです。少しだけ京都南座(松竹)の仕事をお手伝いさせて頂いたので、勘九郎時代からファンでした。

彼はお酒やお刺身が大好きなのですが、公演中は一切の生物を食べませんでした。下手に食あたりして公演中止となり、折角来ていただいたお客様をガッカリさせたく無いのです。ですので千秋楽の打ち上げのお刺身の船盛がスゴイとか。

勘三郎さんは特に金沢の甘海老「北国赤海老」の刺身が好きだったようですが、公演中は椀物(汁物)にして食べたとスタッフから聞きましたのでロシア産の解凍の南蛮海老が半額でしたので勘三郎さんを偲んで甘海老汁を作りました。

刺身用と称してますが、解凍してから時間が経っているので加熱するのがベターでしょう。長い触角や足を短く切断してから下味を付けます。
子持ちです
その他の材料です。大半は冷蔵庫の余り物です。三つ葉とゆずとエンドウは今日買いました。 ※註 道新は具材では無く将来の再使用に対応する為に背景にしました。
具沢山・・の余り物?
かつて北大路魯山人が「見た目も味も出汁に濁りや雑味などあってはならない」と言ってました。ですので甘海老は少しの醤油と酒と味醂で下茹でし濾します。
沸かさず火が通る程度
その茹で汁で今度は鶏肉(ももを小口切りに)を茹でてその汁を更に濾します。
海老とチキンは味の相乗効果が期待出来ます
野菜類は昆布出汁と鰹出汁で煮込んでから醤油・味醂・酒・砂糖・塩で味を整えて行きます。
コンササポ同様にやや甘めで・・
お雑煮同様に餅を焼きます。関西では「力もち」と言い汁物に入れるのは縁起担ぎでもあります。
焦げた・・・
さて完成しました。勘三郎を偲んでの甘海老汁です。あくまでボクの想像上ですが・・☆
偲ぶ味
餅は雑煮みたいで美味しいのですが・・
餅は日本人のソウルフーズかも
でもこの食べ方だと甘海老の卵が美味しく頂けます☆
これが美味
勘三郎さんに合掌(ノ△・。) 勘三郎さんの濁りの無いピュアな芸に敬意を表して濁りの無い出汁です。
政治家も濁りの無い政治を


posted by 大阪帰りの道産子 |20:41 | グルメ(旅行含む) | コメント(2) | トラックバック(0)