コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2011年04月13日

今回の原発事故は5年前の衆院予算委員会で津波で予備電源が失われるコトまで指摘されていたw(゚o゚)w

ついにレベル7まで評価が最低ランクに下がった(上がった訳では無い)福島原発事故はまだ収束の見通しが立たない不安定な状況です。

関連のニュースを検索したら5年前の衆院予算委員会で今回の津波に因る事故を予想する質疑が行われていました。

質問したのは日本共産党の吉井議員で、答弁したのは原子力安全保安院の広瀬院長です。映像が無いかと探したら35分間の質疑応答が国会中継の録画としてありました。別にボクは共産党員でもシンパでもありません。YouTubeでも同じ映像がUPされていました。

でも見ていてだんだん腹が立って来ました。事故は予見可能でした。

吉井議員は最初は津波の引き波に因る潮位低下での冷却不足の対策での質問でしたが、途中から最悪の事態として地震と津波で冷却系そのものが損傷を受けて炉心溶融・水蒸気爆発・水素爆発を引き起こしチェルノブイリの様な事態なる事を防ぐ必要があると指摘。それに対して保安院々長は「バックアップで対応出来る」でしたが吉井議員の「そのバックアップ電源が津波で失われたら炉心溶融が起こる」との指摘には明確な回答がありませんでした。

結局は最後に当時の二階経産大臣が「原発の安全性は最悪のコトを考えなくてはならないので経産省あげて御指摘の問題に真剣に対応する」(要旨)となっていました。

少し長いですが必見の価値有り!委員会自体はとても落ち着いた和やかな雰囲気ですが、内容が今となっては落ち着いて見ていられない(^^;)・・なぜこの5年前の指摘が生かされ無かったのか・・・とても残念でなりません。

posted by 大阪帰りの道産子 |22:25 | 日々雑感 | コメント(4) | トラックバック(0)