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2014年11月13日

精神論をとるか、肉体論をとるか。

先日、フィギュアグランプリシリーズの6分間練習で、中国人選手と羽生がぶつかった件。
お互いダメージを受け、それでもリンクの立ったこと。

自分のTwitterのTLでは、中国開催とか中国人選手がどうとか、変なツイートも流れましたが、多くは「羽生結弦の出場への賛否」でした。

(中国の陰謀説とか、おかしいって。フィギュアに関しては日本をリスペクトしてっしょ。人気もあるし。それに若く年近くて…陰謀なら、裏でなんかするって。あれは、お互い後ろ向きで、ジャンプ前のスピードあって、振り返ったら目に入って…でもどうすることもできなかった系。ほんと、スピード出るからね)

出場を真っ向否定できないけど、個人的には無茶してほしくないタイプ。
結果的に2位になれたため、ポイントは稼げたわけだけど、その代償がどう出るか。
若いから、回復力はあるかもしれないけどね。

ただ、その影響は他の選手にもあったわけで。

時間的に、たまたま羽生が演技している最後のほうと、コフトゥンの演技だけオンタイムで見た。
羽生はもう、意識も朦朧としている感じ。
力が全く入らないから、思わず「タオル投げろ、タオル!」と心で叫びましたよ。
祝福のための花束が、ねぎらいとエールの花束になりました。

その後に演技したコフトゥン。
完全にその雰囲気と、ある種の恐怖心が感じられました。

そりゃそうでしょ。
あんな姿を見てしまったら…
心穏やかに、平常心で演技しろなんて、とても無理。
結果的に優勝はしたものの、自分の思い通りに動くとこができず、不満顔でした。

その後、羽生の話はあまり聞かないので、まあ、「便りがないのは良い知らせ」ってことで、大事には至っていないと思ってる。
なんかあれば、マスゴミが放っておかないでしょ。

でもさ。

ここ件ばかりじゃないよね、そういうことって。
こういう話を、美談にしたり、そうするのが当然のようにしちゃいけないと思う。
(あ、あの件については、ここでは触れませんからw<どの件?)

少し無理すれば、できる。
少し我慢すれば、できる。

その人は、きっとそう言うでしょう。
明日のことは、とりあえず考えていない。
まずは。

強い意思で、強い想いで、誰にも止められない気持ち。

でもね。

時には、首根っこ掴まえてでも、引きずり戻していいんじゃないだろうか。
「ハウスっ!」って。<あれ? 犬?

もちろん、それが最後であるならば、身体が壊れようともやればいい。
周りに迷惑さえかけなければ。
やりきって、自分で自分に終止符を打てばいい。

でも、まだ未来があるなら…



つまりは、チャオコンみて愕然としたってことですよ。
ばかやろぉ~。

そりゃ、今年は特に、顕著に不在が響いてますよ。
「ここぞ」って時に、何かが足りないんだって。
それを持ってるのが、竜ちゃんなんだろうなと。
気持ちもプレーも。

そりゃ、歯がゆいでしょう。
できない子たちじゃないし、J2の中では、個人能力として高い選手がたくさんいる。
もっともっとできるはず。

ところが、何かが足りない。

なぜそこで、もっと詰められないかなぁ、とか。
どうしてボールへの一歩が遅いかなぁ、とか。

それは状況であって、何かではないんだよな…

この前、後半になって随分動くようになったのは、絶対ハーフタイムに監督・コーチ、そしてアニキに怒鳴られたんだ! という結論に。
闘魂の注入。

だから、居て欲しいのはヤマヤマなのよ。

でもさ~、でもさ~…

とても、怖い。
万が一を考えてしまう。
アキレス腱と言われると、もし切れたら…そんなことを考える。

確実に一年は棒に振る。
どう考えても残り時間が多くない選手生命。

もちろん、チームのことを考え、自分の体は二の次かもしれない。
でも、チームにとって「そこに居る」ってことの重要性もあるんだ。
居られないことになるのだけは、勘弁なのだ。

これ以上怪我せず、POに進み…であれば、それなりの美談でしょう。
でも、もしも…だったら、美談なんかにゃ、なりゃしない。

精神論で片づけて欲しくないのよ。

とにかく。

どうなるか知らんが。

ご自愛ください。
チームやサポーター、家族のためにも。

それでもやるなら、止めることもないですけどね。
 ↑
Σ(°Д°)ハッ! そういうことか!

posted by ゆっきぃ |12:13 | 赤黒のこと | コメント(3) |