2014年11月04日
厳しいことと罵声の違い。
いやあ、自分も短気なんだがw 引退する直前の会で、芳賀ちゃんは「コンサのサポーターは優しすぎ」という話をした。 他の選手だって、「悪かった時はブーイングしてもらっていい」と言っている。 厳しさは大切だ。 ただ、それは「愛情をもった上で」成立するもの。 選手の言葉を免罪符的に、好き勝手言ったり、ただ文句を垂れるのはちょっと違うんじゃないかと思っている。 まずはそこにあるサッカーを楽しむこと。 その上で、足りない部分について意見したり、提案したりすること。 腹が立つようなプレーには、ブーイングしたっていい。 そこに、敬意を持ち、「この選手はやれる子」って思っているなら。 それはひとつの表現。 ところが、やっぱ目につくのは、無闇な罵声・罵倒。 そんなにひどいプレーしているわけでもないし、いいところいっぱいあるのに、ちょっとしたミスを論って、「いらねぇ」「消えろ」「どっかいけ」。 さらに「バカ」だの「クソ」だの、言いたい放題。 そこに、およそ選手への愛情も敬意も感じられない。 それに、それは厳しい言葉ではない。 ミスしない人間なんか、いるのだろうか? コンピュータだって完璧じゃないでしょう。 (まあ、コンピュータは万能・完璧と思っている人もいるようですがw) そのミスが致命的になることも、もちろんある。 ただ、それはひとりの責任ではなくて、その分点数を取るとか、サポートするとか、切り替えていくしかない。 起こってしまったことは、どんなに頑張っても戻らない。 「時間とは、オールのない船で川を下るようなもの」ということ。 反省は必要。 でも、そこに対して罵声を飛ばすのは、単にストレスの捌け口にしか感じない。 であれば、仲間内で言う程度にしとくのが得策。 厳しい声 =愛情がそこはかとなく滲むもの。 罵声・罵倒=単に相手を貶めるためのもの。 そう感じて仕方がない。 「お前ら、こんなんじゃ上がるどころじゃねぇだろ!」 「なんでもっとチャレンジしないんだよ!」 「最後に恐がって足止まってるじゃないか!」 このあたりは言われてしゃあない部分もあるでしょ。 んで、これは反省点で改善点。 次はちゃんと直しましょうって話。 こういう、ちゃんと意味をなすものは、あってしかるべしでしょう。 でも 「お前ら、サッカーなんかやめちまえっ!」 「こんな試合しやがって、金返せ!」 「こっちが一生懸命応援してるのに、どうしてくれるんだっ!」 実際に耳にした罵声。 内容なんかないですよね。 これって、全然厳しいことではないし、単に「自分が」イラついたとか、傷ついた自分可哀想の部類。 あと、具体性に乏しい。<これ、決定的違い。 聞いててこっちが心折れるわw もちろん、人の振り見て我が振り直せ、ともいうけど… 一応、愛の塊なのでwww …あ、「ばかぁ~…」は言うな。 だって、無茶するからさぁ~~~。<言い訳w