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2014年04月28日

みんなの所為で、みんなのおかげ。

「ミスしたらみんなの責任なんだから、ミスを恐れるな。そして、得点したらそれはみんなのおかげなんだ」

そんなことを直樹は言ってた。
元々は若手に向けた言葉なんだけど、それはミスして縮こまってしまっていた選手にかけた言葉だから。



どうも負けると「誰が悪い」論が出てくるのですが…
そういうことかなぁ…
ミスなんて、1試合のうちに多かれ少なかれみんなやるもんだ。

例えば前俊は結構ボールロストするけど、ドリブルで相手をいなした時なんか、ワクワクさせてくれるわけじゃん。
とっくんはポストの動きができなくっても、一瞬の身体のひねりでゴールに向かえる。
そうやって、それぞれがいいところも悪いところも持ち合わせている。

その組み合わせを模索し、いいところを掛け算して最大値を出さないといけないんだから、監督やコーチは大変だ。
選手なんて、全試合同じ調子で同じ動きで試合できるわけじゃないし。
「今日はいいね」「今日はイマイチ」なんてこと、ザラでしょう。

もちろん、試合をぶっ壊すほどのミスだと猛省だけど、この前のはどれも壊したまではいかない。
ぶっ壊すって、そんな生ぬるいもんじゃないしねw<回想中www
2失点はしたけど、2点取ってたら負けてないわけで、前半からチャンスはあったし。

1人減ったらよく動けるようになるんなら、最初からやれ、という意見も聞いた。
そういうことかなぁ…
たぶん、それは無茶苦茶走れば頑張ってる、類な感じがするのよ。
1人あたり1.1人分を補うわけだから、無茶苦茶するでしょ。
1.1人分走ってるんだから、しかも後半だから、すごく動くようになった感じするでしょう。

選手が必死じゃないこと、ないじゃん。
今できることを、なんとかやろうとしているよ。
でも、練習でできないことはできない。
技術もそのレベルであることは否めない。

足遅い人が、いきなり早くなるわけでもあるまい。
ドリブルが上手くない人が、いきなり3人4人抜きとはすることもあるまい。
背が低い選手が、いきなり180cmオーバーとかありえないしw

じゃあ、みんなで補い合うしかないんだよ。

何度もいうけど、例えば、パスは出し手と受け手の協同作業。
出し手は「ここに走って欲しい、否、ここに走るだろう、否、ここに走れ」の意味を込めて蹴り出す。
受け手は「ここに出してほしい、否、ここにくるだろう、否、ここによこせ」の気持ちを出して走る。

これがズレれば、どんなに素晴らしいパスも、受け手に届かずクソパスになる。
逆に、イマイチなパスでもお互いの意思が伝わっていれば、意外性のあるパスになることだってある。

まあ、パスに限らず、シュートだって守備だって同じ。

そりゃ、自分(観てる側ね)思い通りにいってないプレーには「あーしろ」「こーしろ」ってなるよね。
人間だもの。<みつをw
「なんでこうしないんだよ」と言われても、選択肢の中から答えを出すのは選手で、じゃあなんでそうしたんだろうと素直に考えてみることも忘れてはいけないと思う。
ただ、「わからん」と投げるのではなく、サッカーにお詳しいのであれば、そこまで考えたほうが楽しいんじゃないかと。

うむ、何の話かわからんくなってきたなw

つまり、試合には11人いて、サブには7人いて、監督やコーチがいて、彼らが考えるものがあって、それがうまく噛み合っていないかもしれないけど、あともう少しで何かが見えそうで、見えた先は楽しくなりそうで…

誰かひとりの所為じゃない。

ミスはいろいろなところに綻びがあるからだ。
例えば、1人減ってただただ「ヤバいな~」と思うのか、「おっしゃ、あいつの分までやるぞ」とむしろ状況を楽しむのか。

無闇にポジる必要はないけど、やたらネガる必要もないわけで。

とにかく悔しそうで悔しそうで奈良ちゃんの姿を見たら涙でそうで、その気持ちをみんなが感じて欲しいし、みんなで分け合ってほしい。
(過労死寸前なので心配だけどw)
あの感情、これからに繋がるから。



「こんなサッカー」って言っても、やっぱ好きなんだよね。
昇格してほしいんだよね。

きっとみんな同じなんだよね。

アプローチの仕方は違うけど、そうだと思ってる。
いや、選手には同じ方を向けとか言うわりに、サポはいいやって人もいるのかな?
でもね、感情って気を動かすよ。

「こうなりたい」と強く思えば実現するもの。
ただぼんやり、憧れ感覚だったら実現しないもの。
それは紛れもない、否定されようと揺るぎない事実ですから。

posted by ゆっきぃ |12:09 | 赤黒のこと | コメント(4) |