2012年03月12日
ちょっとだけきゅぅ~んとすること。
ふぅ~、肩凝りひどい。<通年。 なんだか息をついたら、断片的にいろいろ思い出して。 ドームに着いた時。 友人を探してフラフラしてたら、チャントのお披露目の声が聞こえてきた。 昨年から「竜ちゃんのチャントができてくれたら嬉しい」って、ことあるごとに言ってたけど・・・ ほわほわしながら聞いてたら、竜ちゃんのチャントだった。 ♪竜二~ 竜二~ ♪お前は赤と黒の男(漢) たまたま出会った姉さんたちに、「赤と黒の男だって」と言われて気付いた。 そっか、私が見る目線はどうしても過去も含まれてしまっているから、傍から見れば受け入れてるかって疑問かもしれんね。 それは全然、受け入れてるんです。 というか、竜ちゃんは絶対、ここに骨埋める覚悟だから。 竜ちゃんのこれまでの15年の選手生活を考えれば、まだ1年が過ぎたばかり。 それでももう「赤と黒」の象徴のひとりになっている。 私は、このチャントにそういう気持ちを感じた。 去年のホーム開幕。 あの悲しみを乗り越えて、いや、乗り越えるというより全身で受け止めて、強い思いで挑んだ試合。 結果は惜敗。 あの時は、まだ距離があったように感じた。 だから私も一緒になって、悩んだり、落ち込んだり、複雑な気持ちになった。 自分のチームのために頑張る選手に、なんでそんなこと言えるのか・・・ そんなことも多々あった。 そして今年の開幕。 一年でまったく違う空気があった。 お互いに遠慮がない分、ファミリーな雰囲気を感じる。 緊張感はあるけど、温かい笑顔があふれる中に、当然のように竜ちゃんもいる。 仲間。 竜ちゃんは自分のコールに、左胸のエンブレムを2回叩いた。 同じ開幕という日、でも明らかに違う空気。 だからそれでいい。 だって、赤と黒の男なんだもん。 ゲーム中の集中も、選手を動かす声も、奈良ちゃんをしっかりサポートしている姿も、やっぱ仲間を知っているからこそ。 自らも体で表現して引っ張る姿。 満身創痍、痛そうな足を引きずり、本当は走れないはずなのに、何度も鼓舞するように前に走り出して・・・ 声援は力。 まあ、スライディングや十六文キックが不発に終わっているのは、ご愛嬌ということで・・・