2006年01月22日
粗忽としくじり
今日ラジオで柳家こさんによる「粗忽長屋」という噺を放送していました。
某公共放送の定時番組です。
噺の内容は別の機会にしますが、この粗忽という言葉。
結構含蓄ある言葉です。
「粗忽」とは、そそっかしい状態を意味する。
ウィキペディアにはそう書かれてあります。
実はこの言葉はサッカーでは結構見かける状況でもあります。
それはなんとなく相手にパスをしちゃった。これは粗忽です。
しくじりの場合はパスを通そうとして、カットされちゃった。
この二つの状況はえらく差異があるような気がします。
サポはこの差にひどく声の差を出します。
罵倒は前者、後者は悲鳴。
選手はその意思に誤りがないとは思うですけど、何気ないパスが相手に行ったというのは粗忽と感じてしまう。
しくじりというのはなぜか積極的な意思が感じられるのです。
パスという行為に二つの結果が表れてしまう。
簡単な様で難しいものですね。
posted by 去舟庵海人 |21:12 | コンサドーレ | コメント(0) | トラックバック(0)
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