コンサドーレ札幌サポーターズブログ

2011年12月31日

大つごもり

いろいろな一年でありました。
わが生涯で2度も震災なんていう言葉に出会うとは思いもよりませんでした。
歴史上の言葉として残っていればと今でもそう思います。

私の父親は大正13年生まれで、その前年に関東大震災がありました。
もちろん道内の人間ですから実体験しているわけではありません。
そんな父親でさえ、大正生まれでさえ震災という言葉は同時代としてのものではありませんでした。

阪神淡路大震災ですら、いまだ実の時代を過ごしてきたという感覚がありません。
悪い夢を見ている、そんな気分なんです。

しかし今年の事件、事件という言葉がとても不適切ですが、いまだ自分にとって信じられないのです。

「言葉を失う」

あまりにも大きい事件に本当にまだ言葉が出てきていません。

そんな中で始まったリーグ戦

気持ちが整理できないまま、選手もスタッフもそしてわれわれサポーターもただ目の前の一戦に
心をこめて戦ってきました。

前半の頃のコンサは「迷いの中」でありました。
スクランブルに近い様な新人と高校生のDFがピッチに居ました。

中盤からは負けないコンサになっていました。
でもJ1のスローガンにはいまだみんな信じられなくて です。

「岡山劇場」が本格的になって、我々サポーターが乗せられてきました。
昇格請負人の言葉が体験できてきたのです。

そして終盤のコンサというチームを中心として、道内だけではなく全国に居るコンササポーターは
その言葉「一丸となって」を味わいました。

ニッポン頑張れ

それは個人ひとりひとりが頑張れなんですよね。

いろんな事が起きた一年がもう過ぎようとしています。
忘れる事がとてもできない一年でした。

そして忘れさせてはいけない一年です。

私の身近では大恩ある叔父が亡くなりました。
この叔父のおかげで我々家族が生きている、そう思っています。

一番世話になった父母はいません。
しかしその子である私たち兄弟は心に残っています。

生かされている

そんな気がしています

今日の「しまふく寮日記2」に心に残る言葉がありました。

「涙もろくなった」

私もそうです。
本当に涙もろくなった。
生きているからこその発露なんですよね。

長くなりました。

一年を締めくくる言葉がいまだ出てきません。
でも

今ここに書き込める言葉は

「コンサドーレありがとう」

選手とスタッフ、そしてスポンサー、何よりもサポーターに

この言葉しか思いうかびません。

posted by 去舟庵海人 |08:38 | コンサドーレ | コメント(0) | トラックバック(0)

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