2008年10月13日
札幌の街に合うスタイルとは
プロ野球に目がいってたころ、ファイターズの監督もやったこともある、故近藤貞雄さん の本を読んだ。 例えば、中日時代、名古屋の街にふさわしいのは「野武士野球」と考え、小松・牛島・ 田尾・平野・中尾などの選手が江川のいた巨人と戦い、リーグ優勝もしている。 その後、横浜大洋の監督になった時、みなと横浜は名古屋と違い、洗練されたイメージが あるから、それにふさわしいチームということで、高木豊・屋鋪・加藤博一を1~3番に 据える「スーパーカートリオ」を売り出した。 ちなみに高木豊は多々良学園出身、ということは元気君の大先輩。また、息子さんは緑ユ ースに所属している。 さて、札幌はどんな街なのか。 何年か前に読んだ本の中に、こんな表現がある。 ・若い時から苦労をし、しかしそれにめげずにのびのびと大きく育った壮年 ・札幌の特色は何といっても近代性にある。合理的な都市計画・開放的でしきたりにこだ わらぬ市民のメンタリティこそ札幌の魅力である。 一方でこんな表現もある。 ・札幌などは若い時の苦労をできるだけ早く忘れようとしている所がある。古い建物が無 造作にどんどん壊されているのはその例だ。 コンサの歴史と重なるところがないだろうか。 私はとっくに札幌市民ではないのですが、コンサが追い求めるべきサッカースタイルを考 える時、ホームタウンに住む人の気持ちをくすぐるようなものであってほしいなと思いま す。 そのうち、別の視点から考えてみます。
posted by equip |08:30 | コンサドーレ(~09) | コメント(2) |