コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2007年06月28日

アウェイ戦の応援⑤

「故郷は遠くにありて思うもの」
私は大学が東京だったせいもあって、関東で就職してしまった。
だけど、その気になれば北海道で就職することはできた。
関東での就職を選んだ決め手は、情報が豊富でいろいろなイベントがあるという北海道在
住の親戚のアドバイスだった。

この春、上野のレオナルド・ダ・ヴィンチ展で「受胎告知」を鑑賞したが、そういった機
会が北海道ではなかなかないと言うし、職場が札幌から離れた所であれば、なおさら縁が
なくなるよということで、内地に対する憧れがあったのかもしれない。

Jリーグが始まったのは就職して何年か経った1993年である。
それまではプロ野球観戦をそれなりにしてきたが、すっかり飽きていた。
私は基本的にアンチジャイアンツ。
江戸っ子の友人と東京ドームに行っても、一塁側と三塁側に別々に座っていたぐらいだ。

もちろん日本リーグは知っていた。
子供のころ、家にサッカーゲームがあって、得点板のチーム名に「ヤンマー」「三菱」
「古河」などの名前があったのを覚えている。
私はプレーはしませんが、サッカー観戦は好きだった。
テレビ観戦ばかりでしたが…

Jリーグは私の中ではすごく新鮮だった。
一番気に入ったのはチーム名は「都市名(後に地域名も出るが)」で、「企業名」は一切使
わないことだった。
「カテゴリー1」というJリーググッズを扱う店がいたる所にあったが、Tシャツでよく
買ったのが「鹿島」と「清水」である。(今はすべて処分)
当時の10チームの中で企業の臭いを感じないのがこの2チームで、初めてJリーグ観戦
した試合は第2ステージ(ニコスシリーズ)の横浜M vs 清水(三ツ沢)だった。
緑は最初から嫌いだった。

鹿島・浦和・市原・V川崎・横浜M・横浜F・清水・名古屋・G大阪・広島

チーム数が増えて、観戦する機会が多くなったが何か物足りなかった。
それはいくらJリーグの試合に行っても、出ているのは自分と縁のない町のチームである。

やっぱり燃えないんですよ!

posted by equip |21:30 | コンサドーレ(~09) | コメント(7) |