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2016年11月29日

【映画】 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 

家内は興味が無いというので、一人で観てきました。

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ハリー・ポッターの新シリーズと銘打たれていますが、舞台は1926年のニューヨークで、ハリー・ポッター第1作の約70年前という設定、当然ながらハリー・ポッターは登場しません。
しかし、原題は 「Fantastic Beasts & Where to Find Them (幻の動物とその生息地)」 で、ホグワーツ魔法魔術学校で使われる教科書のタイトルです。ラストで 主人公ニュートが ヒロインであるティナに この本を書き、完成したら届けに来ると約束しましたが、ティナが 「ではタイトルはこれね」 という感じで、この本のタイトルを言っていました。後に ハリー・ポッターや ハーマイオニー、ロンも この本で勉強したのですね。
2001年には 特別にマグル向けに限定出版されたそうですが、残念ながら 僕は手に取った事がありません。

この作品、3Dや4DXでの鑑賞を基本としているのでしょう。映像は ダイナミックで迫力があります。僕は 3Dメガネが苦手 (SCFで以前にレンタルしていた3Dメガネは重たくて、ずっとメガネを手で支えながら観なくてはいけないのが邪魔でした。今も あのタイプなのでしょうか? マイカルシネマのは まだマシだったけれど) なのと、基本的に洋画は字幕で観たいので、この作品も 2D字幕で観たのですが、珍しく もう一度 3Dで観直したいと思いました。 

ストーリー自体は シンプルで、ハリー・ポッターシリーズを観ていた人なら 展開は ほぼ読めます。これから観る人も多いでしょうから 詳しくは書きませんが、それでも面白かったし、楽しめましたよ。
今後、全5部作としてシリーズ化される予定で、この第1作は 序章として その世界観や 基本的な設定を紹介しているという感じでしょうか。ニュートの兄や 謎の女性リタの存在など、次回作への伏線もたくさん張られています。

ジョニー・デップが 最後にちょっとだけ出ています (闇の魔法使い ゲラート・グリンデルバルド役 ) が、ダンブルドアの幼馴染だそうで、2作目からはその存在感がどんどん増すのでしょうね。こちらも楽しみです。

最後のエンドロールが長いです。3DやSFX作品は 押し並べて長いですが、もう少し何とかならないものでしょうか。おまけ映像は無いので、途中で出ても・・・・・いやいや 最後まで席を立たずに観ましょうね。


posted by aozora |21:21 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0)

2016年11月29日

【映画】 インフェルノ

「ダ・ヴィンチ・コード」 「天使と悪魔」に続く、ダン・ブラウン原作、トム・ハンクス扮するロバート・ラングドン教授が活躍するシリーズ第3弾。間もなく上映が終わりそうなので、先日 観てきました。

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日本では 出生率が下がって 人口減が問題となっていますが、世界的に見れば 人口は 既に70億人を超え、21世紀末には 100億人を超えるだろうという予測もあります。既に食料や水などは不足し、飢餓にあえぐ人や子供も多く、人口の急増は 地球の温暖化と共に大きな問題となっています。
この作品は 「人口の爆発的な増加により、このままでは100年後に人類は滅ぶ。人口増を抑えるためには思い切った方策が必要だ」 として 大勢の人間を殺戮するウイルスを開発した科学者との戦いがテーマです。

今回は原作を読んでおらず、真っ白の状態からの鑑賞だったので、ハードカバーでも上下2巻の内容を 121分にまとめられると ちょっと判りにくかったかな。ただ、誰が敵か味方か判らない中で 二転三転しながら テンポよく進んでいくストーリーは そこそこ面白かったです。
一方で、予告編にも登場するおどろおどろしい映像はラングドン教授の幻想だった訳で、ちょっと拍子抜け。
謎解きにしても、ボッティチェリの「地獄の見取り図」や、ジョルジョ・ヴァザーリの「マルチャーノ・デッラ・キアーナの戦い」に描かれた旗にある「チェルカ・トローヴァ」という文字、ダンテの「神曲」の地獄編やデスマスクなどが使われるのですが、ちょっと浅くて物足りない印象。
一番がっかりしたのはラストで、テロリストが撒き散らそうとしたウイルスが ビニール袋に入れて仕掛けられていた事。それまでの大掛かりな仕掛けと比べてチャチ過ぎるし、地下貯水池に設置したのでは 万が一成功したとしても直後に封鎖される可能性も高い訳で、ダンテ絡み、宗教絡みの謎解きに拘った結果なのでしょうけれど、今一歩納得できませんでした。

映画と原作ではエンディングが異なっているそうなのですが、あらすじを知ってしまったので、これから原作を読むか読まないか、迷うところです。。


posted by aozora |20:21 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0)