2010年01月15日
『廃墟に乞う』 佐々木 譲
昨年 野風さんから借りて読んだ作品。 感想を書いた記憶はあるのだけれど、結局エントリーしなかったようだ。 途中まで書いてまとまらなくなったのだったかな。 休職中の刑事を主人公にした連作短編集。決して悪くはないのだけれど、ひとつひとつの作品に今一歩深みやひねりが無く、物足りなさを強く感じた記憶がある。 『笑う警官』や『警官の血』など、長編の警察小説には傑作が多いので、余計にそう感じたのかもしれない。
posted by aozora |12:31 | 本の話 | コメント(0) | トラックバック(0)