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息子がサッカーを始めたのでサッカーを観るようになり、1997年のフロンターレ戦でコンサにはまりました。自分自身は全くの素人です。観戦はSB席。ホームゲームの半分はCVSやってます。
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2009年12月04日
良家の令嬢 花村英子と、その女性運転手 ベッキーの二人が紡ぐ 軽いミステリー。 『街の灯』 『玻璃の天』 『鷺と雪』 の3部作だけど、それぞれが短編集で、今年上半期の直木賞を受賞したのは その中の最終話、『鷺と雪』の中の表題作となる短編です。
『街の灯』で 英子とベッキーさんが出会い、『玻璃の天』で ベッキーさんの正体が判明し、『鷺と雪』で 歴史の大きなうねりに飲み込まれ、英子の少女時代が終わりを告げる。 僕としては 『玻璃の天』が 一番面白かった。 この『鷺と雪』も決して悪くはないけれど、戦争に向かって突き進む 昭和初期の暗い流れを扱っている割には 全体に印象が軽い。 輝くような明るさがあってこその深い闇、深い谷があってこそ聳え立つ山々、明と暗、白と黒、そのような対比が今一歩明確ではないというか、曖昧な淡さの中で 話しが進んでいくような雰囲気で、少々物足りなさが残った。 それが 北村薫らしさ といえばそうなのだけど。 この直木賞、他に圧倒的な作品が無かった事もあり、幾度となく候補に挙がりながら受賞を逃してきた北村薫に対しての ご褒美、或いは、シリーズ3作を総合しての受賞だったのではないかな。 『鷺と雪』、最後は 2・26事件で終わります。 2・26事件をモチーフに扱った作品といえば 宮部みゆき『蒲生邸事件』、恩田陸『ネジの回転』。 それぞれの作家の 作風、傾向が表れているなぁ と改めて感じます。
野風
Re:『鷺と雪』 北村 薫
2009/12/05 21:08
時計やさんの電話番号と軍の電話番号が似ていた。彼女が電話したら彼がその電話にでた。偶然が二つ重なるだから話が面白くなるのかもしれない。 三つ重なると嘘臭くなる。 息抜きにこの本を読んでいた、まさか2・26へ話が進む嬉しい裏切りにあった? 作者は最初からこの方向へ話をもっていくつもりだのか?
青空
Re:『鷺と雪』 北村 薫
2009/12/06 10:05
>野風さん 服部時計店と首相官邸の電話番号が似ていたというのは 他の本にも出てきた事があり、案外と事実だったのかもしれません。 作者は それを知って このシリーズを企画し、最後にこの場面を持ってくる事を 最初からイメージしていたのではないかと想像しました。