2009年07月15日
『楽園』 宮部みゆき
北村薫氏、６度目の正直、おめでとうございます。 デビュー作『空飛ぶ馬』に始まり、『スキップ』『ターン』『リセット』の３部作、『街の灯』などなど、割と好きな作家です。 軽くまとまった印象の作品が多かったので、直木賞は難しいかなと思っていましたが、やっと受賞。良かったですね。 次は『鷺と雪』を買って来ます。 さて、本題。
さすが、宮部みゆき。 常に ある程度のレベルは維持している。 これは ミステリー？ＳＦ？強引だ、都合良すぎるなど、なんだかんだ言いながらも、結構一気に読み進め、最後は 思いがけずウルッとさせられたり、面白く読み終えました。 『模倣犯』の９年後 という設定なのだが、続編ではない。 なのに、『模倣犯』を読んでいないと 今ひとつ理解できないような 楽しめないような ストーリー展開。 先に『模倣犯』を読んでおいて 良かった。 一番の疑問は、重要な伏線と思われる 謎の行方。 えーっ！あれは どうなったの？ 書きたい事は もう少しあるのだけれど、この本は これからブラコンさん家に出張するので、詳しくは またの機会に。
posted by aozora ｜22:14 | 本の話 | コメント(4) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:『楽園』 宮部みゆき
わぁーい、ウチに「楽園」が遊びに来てくれるのね～♪
北村薫さん、同じ印象です。
読みやすい。読みやすすぎて…ちょっと…。
「スキップ」と「ターン」は読んだ記憶が。何回も何回も同じ日を繰り返しちゃう話でしたよね？
覚えてるってことは内容とタイトルがシンプルでマッチングしてたからだろうなぁ～。
さ、今日は丸井の閉店セールに行くんだぁ～。
だって、昨日のニュースを見たら、凄くお得な感じがしたんだもの。
では☆
posted by ブラコン2号| 2009-07-16 09:12
Re:『楽園』 宮部みゆき
私も『楽園』読みました。楽園とは初めから楽園ではなく、なにかをの犠牲の上に成り立っていると言う意味合いが書かれていたと記憶しています。宮部作品に哲学を感じます。
青空さんにお借りしている。１Ｑ８４後１５０ページーです、明日の昼休みに読破するかも？
次は、前回今回と直木賞連続２回候補になった、葉室麟さんの『秋月記』を読む予定、その後に宮部みゆき『おそろしや』と続きます。
２００Ｑ→ＢＢＱ ８月８日、楽しみです！
posted by 野風| 2009-07-16 19:42
Re:『楽園』 宮部みゆき
＞ブラコンさん
丸井さん、収穫はありましたか？（笑）
『楽園』 はブラコンさんの次回担務時で良いですか？
＞野風さん
『利休にたずねよ』、なかなか面白いです。
感想は 改めてエントリーします。
posted by 青空| 2009-07-16 21:50
Re:『楽園』 宮部みゆき
はい。次の担務で。
えーと、8月後半のドームだったはずでーす。
よろしくお願いします。
丸井は…オシャレもの的には期待はずれ。量が少なく、お値段も普通のバーゲンと同じでした。
で、なぜか、寝具売り場でチビ用にセリーヌのハーフタオルケットとハーフブランケット（羽毛）を購入してしまいました。
posted by ブラコン2号| 2009-07-17 08:33
