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2009年02月22日

チェンジリング  【映画】

FC東京とのプレシーズンマッチ、勝ちましたね。
何はともあれ 結果を出し、怪我人は出なかったようで、良かった。
箕輪や曽田、チョウ、元気など、怪我人がいますから まだ流動的でしょうけど、今日のスタメンが 今季の基本スタメンになるのでしょうか。
ますます開幕が楽しみになります。



で、『チェンジリング』 です。 

イースト・クリントウッド監督、アンジェリーナ・ジョリー主演の、社会派サスペンスミステリー。
期待を裏切らない作品でした。
面白かった、楽しめたという表現は、こういう作品の場合適当ではないと思うのだけど、良かったです。






 以下、ネタバレがあります。 注意!   







1928年、アメリカロサンゼルス郊外で起きた ゴードン・ノースコット事件を描いた作品。
クリスティン・コリンズをはじめ、関係者が全て実名で登場しており、これが実話なのか と驚かされる。


シングルマザーのクリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)。
急に休んだ同僚の代わりに突然休日出勤となるクリスティン。
一人残す息子、ウォルターに “I love you” と言い残して出勤するが、
帰って来たときには 息子の姿は無かった。


そこから彼女の戦いが始まる。


前半は、別人を息子だと言って彼女に押し付ける警察との 孤独で壮絶な戦いが、
ある事件が転機となり、後半は協力者を得て、警察という強大な権力組織の腐敗と戦う姿が 
丁寧に しっかりと 描かれる。


最後まで貫かれる母親の強い愛情は 感動的ですらある。

“ Hope ” 

静かに 力強く 口にする彼女に とても共感した。



クリント・イーストウッド監督作品といえば、最近では 『父親たちの星条旗』 『硫黄島からの手紙』が印象に強く残っているのだけど、この作品も決して裏切らない。 

アンジェリーナ・ジョリーも、今までは アクションのイメージだったのだけど、この作品のような 抑えた中にも熱さの感じられる演技も とても良かった。





ところで、1928年と言えば昭和3年。治安維持法が改正され、軍部や警察が強力な権力を持ちつつあった頃。ある意味、日本も似たような事件が起きていてもおかしくない時代だったかもしれない、とも思う。


posted by aozora |23:33 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0)

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