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息子がサッカーを始めたのでサッカーを観るようになり、1997年のフロンターレ戦でコンサにはまりました。自分自身は全くの素人です。観戦はSB席。ホームゲームの半分はCVSやってます。
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2008年09月03日
「青空」に反応して購入しました。 単行本の時は 『愛と青春の青い空』 という書名だったようです。 アメリカでは ベトナム戦争からの帰還兵が 社会問題化した。戦争の傷跡がトラウマ・PTSDとなり 一般社会に適応できない といった問題で、「ランボー」など、多くの映画のテーマともなっている。 翻って わが日本。太平洋戦争は やはり多くの人の心に 傷を残した。兵隊さんに限らず 大半の国民が傷を負ったため、精神病や社会への不適応という形では表れなかったかもしれないが、一人一人の心の中に 深い傷跡を残したのだ。 この作品の主人公、白河周作も同じ。戦時中は 雷撃機や戦闘機のパイロットとして活躍したものの、戦後は 戦争の話は一切しなくなった。戦争の事を自慢げに話す輩は 戦友であっても許せないし、航空自衛隊のパイロットとなった息子にも 心を開くことは無い。 そうした主人公と、同じような傷を抱える戦友2人は 青春=戦争 だった世代。人生を諦めた時が 青春の終わりと信じ、自らの青春にケジメをつけるために、戦後50年を経て、あの戦争の総決算をするために ハワイ、真珠湾へ向かう。 そこで出会った 日系二世、三世と、かつて 自分たちが攻撃した艦船に まさしく乗っていたアメリカ人。彼らはどうやって和解し、折り合いを付けるのか。 周作たちのハワイでの行動を綴った部分と、生涯をかけて周作を愛しつつも最後は自殺した周作の妻、小枝の日記が交互に表れ、物語は佳境に進む。 日記に綴られる小枝の心情は、あまりにも切なく美しい。昔の日本女性としても珍しいくらいに 純粋で 深い愛情だ。 ハワイに住む日系二世、三世の苦労と、彼らの中に残る古き良き日本の心。日本から離れたからこそ、日本人らしい心が残ったのか。 戦争をテーマにした小説は星の数ほどあるし、戦後50年、60年といった節目の年には 戦後を振り返って 戦前・戦時と現在を対比させるように描いた作品が数多く出版される。この小説もその中の一つなのだろうけど、悪くない作品です。
辻仁成にひと言 飛行機は 風に向かって 離着陸します。 追い風では 飛びません。