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息子がサッカーを始めたのでサッカーを観るようになり、1997年のフロンターレ戦でコンサにはまりました。自分自身は全くの素人です。観戦はSB席。ホームゲームの半分はCVSやってます。

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『ゴールデンスランバー』  伊坂幸太郎

2008年05月08日

本屋大賞 というのがある 
“全国の新刊書店員が選んだ いちばん売りたい本” というのがテーマで
本の雑誌社 の主催になるのかな?

第5回の対象は 2006年12月~2007年11月 に刊行された小説で
2位以下を 大きく引き離して 本屋大賞2008 に選ばれたのが この本 

因みに 2位は 近藤史恵 『サクリファイス』
3位は 森見登美彦 『有頂天家族』

2004年の第1回は 小川洋子 『博士の愛した数式』
2005年は 恩田陸 『夜のピクニック』
2006年は リリーフランキー 『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
2007年は 佐藤多佳子 『一瞬の風になれ』

こうして並べてみると なんとなく傾向が分かる気がするね 


20080430-00.jpg




首相が公選制で選ばれ 公衆の面前でショットガンをぶっ放す警官がいて 
街中にセキュリティポッドという名の盗聴・盗撮器が配置されている日本 
そんな日本の仙台市で 凱旋パレード中の 首相が爆殺された 

オズワルドが JFK暗殺の犯人だと信じている人は どれ位いるのだろう 
この本は JFK暗殺とオズワルドをモチーフに 
首相爆殺犯の 濡れ衣を着せられた青柳雅春の 必死の逃亡劇を描いている 


「人間の最大の武器は何だか知っているか?」
「さぁ」
「習慣と信頼だ」 


その逃亡劇を 応援するのは 
些細な事に違和感を感じ 青柳が真犯人ではないと信じた昔の仲間 
そして 強大な闇の力の存在を知る 行きずりの犯罪者たち

マスコミが流す情報や映像が 必ずしも真実だとは限らない というのは常識 
犯罪防止を口実に 様々なシステムが投入される管理社会への 危機感 など 
この小説に 余計な意味付けをしようとする輩もいるし
有り得ないような都合の良さをはじめ ツッコミどころは満載 
全編を通して流れる ライトな感覚を批判する向きもあるが 
ここは素直に 単純に 青柳雅春の逃亡劇を 楽しめば良い 


最後は 陳腐だけど 泣かせるぞ




初めての 伊坂幸太郎作品 
なかなかの長編だけど 一気に読み終えた 
今は妻がはまっていて 通勤列車に 単行本を持ち込んでいる 
これは 結構珍しい事です 





post by aozora

21:55

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