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息子がサッカーを始めたのでサッカーを観るようになり、1997年のフロンターレ戦でコンサにはまりました。自分自身は全くの素人です。観戦はSB席。ホームゲームの半分はCVSやってます。
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2008年03月01日
半村良といえば 時代伝奇SF作家 なのですが 僕が最初に読んだ半村作品は 『雨やどり』 (昭和50年直木賞受賞作)で この作品は 強く 印象に残っています 今でも 僕の本棚にある半村良は 人情物ばかり です 以来 酒場を舞台にした人情物を好んで読むようになりましたが 半村良を越えるものには まだ出会っていません 半村良以外では 村松友視が割と好きです 村上春樹にも近い雰囲気の作品があるけれど 人情物ではない オキシローはお洒落だけど 人情物というククリには入らないですよね さて この作品は 昭和52年に刊行された 時代小説です 20数年ぶりに 2度目を読みました 今回読んだのは 扶桑社文庫版で 解説とは別に 宮部みゆきが 一文を寄せています どぶどろ : 生臭いような 饐えた臭いがする 溝(どぶ)をさらった泥
7つの短編と 1つの中編から 構成されています 7つの短編は 江戸の町の 底辺であえぐ庶民の 哀歓を綴った人情物で それぞれが 切なくやるせない物語です 7つの短編の主人公は 後の中編に 様々な形で 登場してきます ラストの中編は 一人の若者の成長を綴った作品です 親に捨てられたという不幸な生い立ちを背負いながらも健気に生きてきた若者が ある事件をきっかけに 世の中には 何でも裏があることを知る 知れば知るほど 深く拡がる闇に 立ち向かおうとして あっさりと 捻り潰されてしまい 最後は どぶどろに 顔を突っ込んで事切れる 勧善懲悪だとか 悪との戦いで ささやかでも勝利を掴む だとか 主人公が 救われることは これっぽちもありません どこまでもちっぽけで 無力で 惨めです 夢も救いもない話ですが 宮部はこの若者を「幸せ」だと言います 「男なら たとえ 溝の中でも 前のめりで死ね」 と言ったのは 坂本竜馬だったでしょうか そういうことだと思います ささやかな抵抗ではあるけれど 己の矜持を貫いて 前向きに死んでいくのなら それはそれで 幸せなのかもしれません 矜持 : 自信や誇り プライド それを持って堂々と振る舞うこと 言葉では簡単ですが それを持ち続けるのは とても難しいことです
EBT
Re:『どぶどろ』 半村 良
2008/03/02 18:41
>「男なら たとえ 溝の中でも 前のめりで死ね」 と言ったのは 坂本竜馬だったでし これは故・梶原一騎の「巨人の星」での創作らしいですが何となく坂本竜馬なら言いそうな気するあたり、コピーとしては一級ですね。 矜持‥今週土曜に赤黒縦縞戦士たちが赤黒横縞王者に見せてくれる事を信じてカシマに行ってきます。