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2008年02月12日

『果てしなき渇き』  深町秋生

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第3回 「このミステリーがすごい」 大賞受賞作なのだが 
これはミステリーか? 

暴風雨の深夜のコンビニで起きた 陰惨な殺人事件 
その一週間後 別れた妻からの電話で 娘の失踪が告げられた
娘の部屋からは覚醒剤が
娘の行方を追ううちに 次第に明らかとなる娘の正体


狂気 暴力 狂気 暴力 狂気 狂気 狂気 暴力 暴力 暴力
レイプ いじめ 変態 少女売春 覚醒剤 殺人 孤独 憎悪 裏切り 復讐


凄惨なシーンの描写はリアルなのに
リアリティの欠如したバイオレンス小説

身勝手で 無茶苦茶で 救いようのない 元刑事 藤島
絶望的なまでに深い 闇のエネルギー

最悪の読後感 
面白いか? と尋ねられて 面白い とは答えられない
しかし 最後まで一気に読み通してしまう迫力だけは 間違いなく ある





posted by aozora |22:21 | 本の話 | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:『果てしなき渇き』  深町秋生

初めまして、『果てしなき渇き』読んだことありますが、全く同じような意見です。
何でもありの最悪な主人公に全く共感できませんでした。

posted by consupo| 2008-02-12 22:48

Re:『果てしなき渇き』  深町秋生

>consupo さん
あの主人公に共感できる人はいるのでしょうか? 
いたら 怖いですね

posted by 青空| 2008-02-13 18:38

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