カレンダー

プロフィール

息子がサッカーを始めたのでサッカーを観るようになり、1997年のフロンターレ戦でコンサにはまりました。自分自身は全くの素人です。観戦はSB席。ホームゲームの半分はCVSやってます。

最新のエントリー

月別アーカイブ

リンク集

カテゴリー

コメント

検索

『エンド・ゲーム』   恩田 陸

2008年01月30日

20080129-02.jpg


恩田陸の 「常野物語」シリーズの 第三作
 
第一作 「光の帝国」 に収録されている 「オセロ・ゲーム」 の続編です 

 もともと僕らの先祖は他人の気持ちを読んだり、遠隔地まで預言を飛ばしたりするのがなりわいだったらしいね。そのこと自体は、昔はそんなに珍しいことじゃなかったんだが、周りがだんだんそういう能力を失ってくると、異端視されるようになってきた。(中略) 
 あたしたちは『異物』なわけ? 
 さあ、その答は後世の人が決めるんだろうね。僕らが『異物』で終わるか、メインストリームになるのか、それとも並行して存在する一つの『種』になれるのかは。
           (「オセロ・ゲーム」 より)


オセロ・ゲーム ~ エンド・ゲーム に出てくる拝島家の “力” は 
『あれ』 を 『裏返す』 能力 

しかし
『あれ』 は 果たして 敵 なのか? 
『裏返したら』 勝ちで 『裏返されたら』 負けなのか?   
『洗濯屋』 は 味方なのか?
『包まれたら』 ? 

今日まで真実だと信じてきたことが 全て虚構かもしれないという恐怖
自分は 何者? 父は? 母は? 
何が 真実? 
謎 謎 謎 謎



超能力者を扱ったシリーズは その終わらせ方が難しい 
せっかく面白い作品だったのに 
下手に巻を重ねたばかりに 収拾がつかなくなって ボロボロになる 
そんなシリーズは たくさんある 

そういう中で 
この 「エンド・ゲーム」 は よく考えたな と思う 
様々な仕掛け スピード感あふれる展開で ストーリーが面白いのは当然 
しかし 決してそれだけではなく その底になかなか深いものがある
常野物語の 最終話(?) として 恥ずかしくない作品だ 

 

 



post by aozora

23:08

コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

enu

Re:『エンド・ゲーム』   恩田 陸

2008/02/01 22:13

昨日,光の帝国を読みました. 恩田陸は好きでしたが,やられましたね. 続きがあるとはいいことを聞きました.文庫本化されるのを楽しみにします. あざーっす.

青空

Re:『エンド・ゲーム』   恩田 陸

2008/02/02 16:27

>enu さん  面白かったでしょう? ブラコンさん 竹中さんも 大ファンです  「蒲公英草紙」は現在貸し出し中ですが  シーズン始まったら お貸しできると思います

コメントする