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息子がサッカーを始めたのでサッカーを観るようになり、1997年のフロンターレ戦でコンサにはまりました。自分自身は全くの素人です。観戦はSB席。ホームゲームの半分はCVSやってます。

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【映画】 海を感じる時

2014年11月22日

中沢けいのデビュー作、「海を感じる時」は昭和53年6月の刊行。
それから36年を経ての映画化です。

小説は 群像新人文学賞を受賞し、巷でも 現役の女子高校生が書いた衝撃作という扱いで、結構な話題となった作品です。
僕もそのインパクトに圧倒された一人で、今でも手元に残しています。

18歳の女子高校生が 自らの性に 真っ直ぐに向き合っているので、官能的な作品のような言われ方もしましたが、実はそうした場面は少なく、具体的な描写も殆どありません。
全ての女性の中にある “海” をテーマにした作品で、海は 子宮であり、性(SEX)であり、性(さが)でもあります。
今回、映画を観る前に読み直してみましたが、改めて よくも18歳でこのような作品を書き上げたものだと感心しました。

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以下、映画の事になりますが、ネタバレありますので、要注意。



金曜日の午後に 家内と シアターキノで観て来ました。
観客は 20名弱、年配の方が殆どでした。

小説の発表直後から 映画化の話しは出ていたのに 原作者のOKが出ず、30年を経て やっと映画化にこぎつけたそうです。
脚本は 30年前に書き上げていたものを、あえてそのまま使用したそうで、時代設定も現代とはせずに そのままですから、ストーリーも 映像も 音楽も 昭和の匂いがプンプンです。
挿入歌は 三木聖子の「まちぶせ」で、エンディングテーマ「泣くかもしれない」の作詞作曲は 下田逸郎ですから。
それだけに、僕たち接代には 自分の青春時代を振り返るような気分で ストレートに映画の世界に入って行けましたが、若い人たちには 違和感があるかもしれません。

ストーリーは 原作に忠実に沿ったものと、高校卒業後の 原作には無いものの ダブルストーリーで、それが並行して描かれ、高校時代と その後のシーンが 前後して出てくるので、原作を読んでいない人には 判りにくいかもしれません。
直前に読み直していても 判りにくかったですから。

映画も小説同様、 女性の中にある “海” を描いており、ラストは 主人公が海辺に立つシーンで終わるのですが、テーマがどれほど伝わったのかは 正直、疑問です。

この映画は 主演の市川由衣が脱いで、濡れ場も多いという事で話題となったようですが、映画の出来としては 今一歩かな。映画が終わる前に 席を立った方もいました。
時代設定を変えなかった為に 屋外ロケが難しかったという事もあるのだろうけれど、場面の変化に乏しく、冗長なシーンが多いのも気になりました。
現代でも “女性の中にある海” というテーマは生き続けている訳で、時代設定を変えて チャレンジしてみるのも アリだったのではないかと感じました。


post by aozora

12:45

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