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息子がサッカーを始めたのでサッカーを観るようになり、1997年のフロンターレ戦でコンサにはまりました。自分自身は全くの素人です。観戦はSB席。ホームゲームの半分はCVSやってます。

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『虹の岬の喫茶店』  森沢明夫

2014年10月21日

昨日のファイターズ、
日本シリーズまで あと一歩だったのに 残念でした。
それでも CS最終戦まで もつれこませた訳で、健闘しましたよね。
コンサドーレも なんとしてもプレーオフに出て、下剋上を 成し遂げたいものです。

欧州サッカー、
2得点と絶好調の 本田に対して 大不振の 川島。
安定感が売りだったはずなのに、19日の試合でもファンブルにより失点。
代表戦を含めての このところのミス続き、いったい どうしてしまったのでしょう?



さて、虹の岬の喫茶店、
千葉県房総半島、浦賀水道に面する明鐘岬に実在する 喫茶店 “岬”と、その店の女主人をモデルにした小説です。
この小説を原作に 映画「ふしぎな岬の物語」が作られました。
映画は正直退屈だったのですが、映画のレビューを読むと “原作は良かったのに・・・” という評価が散見されたので、読んでみました。

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小説は オムニバス形式の連作短編集となっており、珈琲と音楽の店らしく、5章までのタイトルには 有名な楽曲名が付けられています。( )内はその章の主人公です。
 第1章 春 アメイジング・グレイス  (母を亡くした父と娘)
 第2章 夏 ガールズ・オン・ザ・ビーチ (進路に悩む学生と画家志望の女子学生)
 第3章 秋 ザ・プレイヤー     (泥棒さん)
 第4章 冬 ラブ・ミー・テンダー  (タニさん)
 第5章 春 サンキュー・フォー・ザ・ミュージック (甥の浩司)
 第6章 夏 岬の風と波の音     (悦子さん)

小説は 面白かったです。
岬の喫茶店を訪れる 様々な悩みや問題を抱えた人たちの 癒しの物語と言ってしまうと ありきたりですが、心が温かくなる作品でした。
一方で、老人の孤独死という問題にも触れていて、温かいばかりではないのも良かった。


映画はこの小説を基に、実在の喫茶 岬が火事で全焼したエピソードや、新たな登場人物と それにまつわるエピソードを加えて再構成したものです。
小説とは いろいろな設定やエピソードが変更されていますが、全体としては小説の方がずっと良かった。
特に タニさんの物語、甥の浩司の物語と エンディングは、映画と 本では 大きく異なるのですが、僕は本の方が好きです。
判りやすいハッピーエンドで終わらせたい という気持ちも判らないではありませんけどね。

映画の方は、吉永小百合を活かすための演出なのでしょうけれど、同じエピソードを扱っていても どうも薄っぺらいというか 作り物めいていて、共感できないところが少なくありませんでした。
甥の浩司にしても 何故 あのような設定に変更したのか 判りません。発達障害という現代的なテーマを盛り込みたかったのかもしれないけれど、原作のままで良かったのではないでしょうか。
春風亭昇太&小池栄子、往年のシンガーソングライターが ずらっと並ぶ 農村青年部のブラザーズ5などは 余計なサービスです。

やさしくて 品のある 女主人役は 吉永小百合に よく合っていましたが、演技は下手ですよね。
「北のカナリアたち」の先生と まるっきりダブって見えました。
一方で、笹野高史さんは良かったですよ。小説には無いエピソードですが、一番 印象に残りました。


原作に戻って、春夏秋冬と並んでいると 1年間の物語と思ってしまいますが、それぞれの章の間には それなりの年月が流れています。
先日の「ぶどうのなみだ」も そうだったのですが、時の流れを映像で表現するのは難しいですね。今作の映画では さほどの時間は流れていないのかもしれませんが。


結局、本よりも 映画の方の話しになってしまいました。
すみません。


(10/22 一部加筆修正)


post by aozora

21:21

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