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息子がサッカーを始めたのでサッカーを観るようになり、1997年のフロンターレ戦でコンサにはまりました。自分自身は全くの素人です。観戦はSB席。ホームゲームの半分はCVSやってます。

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『僕とおじいちゃんと魔法の塔』 他  香月日輪 

2013年12月10日

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古本屋さんで ふと手に取って、パラパラとめくると面白そうだったので 買ってきました。
ただ、初めての作家で、本当に面白いかどうか 判らなかったので、何巻かあったけれど、とりあえず第1巻だけ。
薄い本ですし、文章も平易で、自宅に戻って すぐに読み終えました。



なかなか面白かったですよ。
ただ、大幅な加筆・修正が加えられているとはいえ、元々は ベネッセコーポレーションの「チャレンジキッズ5年生」に1年間連載された『ぼくの幽霊屋敷日記』という作品だそうで、基本的に 小学生向けの児童書、ファンタジーです。
自我の確立というのでしょうか、子供が一番成長する時期の 親離れ 子離れの物語ですね。

大人が言うところの“良い子”は本当に良い子なのか? という 誰もが一度は思った事がある素朴な疑問に対する答え(の一例)が書かれています。
世の中の善と悪は相対的なものであり、絶対的な善や悪はない。人と違っていてもいいじゃない、という作者の強いメッセージを感じ、共感できるところが多々ありました。
おじいちゃんの言葉には なかなか深いものがありますし、子供に読ませたい一冊ですが、大人が読んでも 面白いと思います。



続けて 第2巻も買って読みましたが、1巻とは ずいぶんと趣きが違っています。
主人公が 小学生から高校生へ成長したという変化だけではなく、表面的なファンタジー感だけが前面に押し出され、物語の深みが無くなってしまったように感じます。
魔性の者や 異界の者が出てくるだけでは ファンタジーとは言えないと思います。
2巻は話の途中で終わっていますが、3巻を買ってまで 続きが読みたいとは思いませんでした。



『下町不思議町物語』 も 読みました。
主人公である小学6年生の男の子が 異界の人たちに助けられながら 自立していく物語で、僕とおじいちゃんと魔法の塔の第1巻に近いものがあります。
あるがままを受け入れて 堂々と 一生懸命生きて行くことの大切さを訴えており、ここにも共感できる価値観があります。
自立した後も 異界の世界から卒業するのではなく そこに留まるというのが 今時というか、香月日輪の世界なのでしょうか。
大人でもそこそこ面白く読めますが、ファンタジーで味付けした 子供向けのライトノベルというところでしょうか。


post by aozora

21:13

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