2012年02月06日
技術と気持ちのバランス。
昨夜はまったく違うタイプのサッカーを観た。
それぞれが、ある意味、それぞれっていうか、そうなるよね、って思う試合。
これは勝手な思いだけど。
ちなみにどちらも、ある意味寄せ集め。
戦術をめっこり、って時間はそうなかったと思う。
シリア戦。 試合前から「勝たなくちゃいけない」というより「勝てるでしょう」と思ってたんじゃないかって。 だから、先制されてさらに押し込まれ、相手のパタパタ倒れる感じとか、審判がそれにピッピピッピ笛吹く感じに、なんか翻弄されてるみたいで。 すごくドタバタしてた。 そのわりに、じゃあ走ってるかっちゅうと、ん?前に枚数足りないかも?とか。 なんとなく、ちぐはぐしちゃったというか・・・ うん、ちぐはぐに見えた。 (母曰く「キャプテンからしてあたふた&バタバタしてる・・・」と) 誰も落ち着かせる選手はいない。 なんか、空回りしているような感覚。 技術は日本選手のほうが高いと思うんだけど、気持ちがかみ合ってない。 そんな印象。 酒井って、柏でやってるときもっと動けてない? 権田だって、FC東京のときは声出しもっとしてる気がする。 永井はせっかく走れるのに、ちょい厳しい?くらいのボールがこない。 など。 まあ、学タン(かもめっし?)出せ~とか言ってたのは秘密。 比嘉ちゃんもそこそこ評価している人いるけど、ぶっちゃけ守備はまだ物足りない。 金井からポジション奪うまでになってないと思う。 そして何より気になったのは、勝ち越し点入れられた後。 みんな、泣きそうな顔してるんだもん。 (その後、権田は責任感じてマジ泣いたみたいだけど) まだロスタイム前だったし、1点取る時間はあった。 でも、まるですでに負けたかのような顔をしている選手の多いこと。 そこで「まだまだいける!ほら、いくぞ!」って言う選手が全然いないように見えたこと。 それがとても残念。 勝敗は結果論だし、精一杯やって負けたなら、それは自分に力が足りなかっただけってこと。 でも力を出し切れず、やりきったって感じじゃなく負けたら、すっごく後悔するんじゃないかって。 それって勿体ないよな~と思ったのです。 ふと、出しきれなくて後悔したことを思い出し、「もうあんな思いはしたくない」と言った竜ちゃんの言葉を思い出しました。
そしてメモゲ。
緊迫感は正直なかったんだけど(山雅はちょっとあったかな)。
すでに引退した選手も含めて、連係なんか全然やってなかったと思う。
でも、なんだか繋がってた。
そりゃスピードとかは若いもんには劣るし、技術だって今の若者のほうが凄いかもしれない。
でも、それだけじゃないってのを見せてもらった気がする。
城も言ってたな。
ずっとやってなかったけど、一緒にやった仲間だから自然と動く、って。
きっと相手のことを思ってる。
うん、結構あったよ、竜ちゃんからのスルーを確実に受ける城ってシーン。
それは本当に昔なんだけど、ここに来るって思ってるからだろう。
中山隊長曰く「技術は嘘をつかない」。
この「技術」って、テクニカルでファンタジーってことではなく、確実な足元の技術、ぶれない戦術眼、ミスのないプレーってことだと思う。
いや、うまいもん(笑)
そして井原さんが変わらない件。
井原正巳は、井原正巳です。
もう、何回見ても萌える・・・みんなには本当に学んでほしい。
こっちはキリないんで、この辺でwww
最後に。
山雅戦でキャプテンマーク巻いた野田さんに、改めて萌えてましたwww