2008年03月20日
私が見た感想
タイトルだけでは何の事かわからないように、敢えてこんなタイトルにしています。 少しばかり「空襲警報」かもしれません。 但し、「サポへの失望」という論調とは立場を異にしますが。 ホーム開幕戦の応援云々につきましては、既に各所でいろいろ意見が出されている所であります。 ncsa3809さん 「【空襲警報】サポーターごっこ」 たじさん 「勝つための応援」 ○たさん 「みんな鞠サポに負けて悔しくなかった?」 この他にも沢山の方々が書いておられるかと思いますが、私はこういった所にお邪魔して読ませていただきました。 上記の記事では、各ブログ主さんの意見も、賛同批判双方のコメントも、それぞれ頷ける部分があると思います。 あの応援が良かったのか、賛否については言いません。応援風景を観察する暇などありませんでしたから。ただ、皆さんの参考になればと思い、少し書きます。 私はCVS業務(ゴミ処理)のため後半40分頃からはマリノスサポーターの陣取る「柵の中」にいましたが、確かにあれだけの声量はJ2時代には無かったものでしょう。しかし4ブロック分を埋め尽くしたわけですからあんなものでしょう。 肝心のウチの応援ですが、もしも昨年11月の京都戦や最終節の水戸戦を基準とするならば、確かに物足りなかったでしょう。でも普段はあんなものだと思いますよ。「あんなもの」で良いのかは別の課題ですが。 マリノスサポーターに負けていたという声も聞きますが、私はそうは思いません。私が見た限りでは全部が全部声を出していたわけではなく、真ん中から外れれば手拍子だけ、或いは体を動かすだけ・・・というのはウチと大して変わりません。そしてまぁ得点が立て続けに入れば狂喜乱舞して途端に一致団結というのは、どこのチームも同じでしょう。 得点を立て続けに入れられたことのトラウマで「応援でも負けた」という印象を持っている方が多いのかもしれませんが、もう少し冷静に見ても良いと思います。 それと、 試合前に向こうのコールリーダーと思しき方がトラメガ持って何やらしゃべっていましたが、 「・・・していきましょう!」 「皆さんよろしくお願いします!」 といったように丁寧なものの言い方をしていて、私は好印象を持ちました。 以前、このようなことを書きました。 少しでも状況を良くするために努力・行動されている方がこのブログ内にも数多くおられるに違いありませんから、これ以上は言いません。 ただ、「相手に何かを求めるのなら相応の言動と行動が当然必要」という私の信念は今も全く変わりません。 さて、今度は試合後のことですが。 「コンササポがコンササポに失望する」っていう構図は、私は残念に思います。ncsa3809さんなど、ゴール裏のことを真剣に考えて行動している方もいるわけですから気持ちが分からないではないのですが、やはり批判に終始してしまっては今後の試合にも引きずってしまいます。今チームにとって大事なのは、 苦境に立ったときにいかにしてそれを克服するのか であると思います。プレーも、応援も。 これはncsa3809さんが悪いということではなくて、サポがサポに失望するというような論調があまりにも多いことが気になるのです。○たさんの所には三角山放送云々のことも書いてありますが、実際の放送では前後の文脈があったのでしょうけれども、それなりのお立場の方であれば、軽々しく失望を口にすることがどんな悪影響を及ぼすか当然ご存知だと私は思っていますが。 それはともかく。 もっと選手への叱咤激励とか、試合を冷静に分析して「この選手はここが良かった」「ここが悪かった」というような事の方が、次につながってくるのではないかと思います。応援にしても、「じゃあ次にどうするか」ではないでしょうか。それが私達のモチベーションにもなってくると思います。「そのうち何とかなるだろう」ではダメです。だから冷静に冷徹に見る必要があります。 前にも言いましたが、今年の約40試合で無駄にできる試合なんて一つもないのです。来年どうなるか分からないのですから。悪い雰囲気を引きずれば引きずるほど、試合を無駄に消化してしまいます。 現実から逃げない。 今、コンサドーレというチームに求められていることだと思います。
posted by Gekitei |12:30 | コンサドーレ及びHFC | コメント(3) |
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この記事に対するコメント一覧
Re:私が見た感想
仰る通り言い方ひとつで印象がガラッと替わります。
丁寧な言葉で言うか、汚い言葉で煽るように言うか。
あの位置にいると確かに「その言い方はちょっとな…」と思う事はあります。
しかし、「ある程度は仕方が無いのかな?」とも思います。
周りの人間のテンションを上げる為には、自分のテンションも上げなければならない。
テンションが上がれば、多少言葉も汚くなってしまう…
周りの大人たちも彼ら(US)の気持ちをある程度酌んでやならないといけないかなと思います。
どうも壁を作ってしまって、「お前みたいな若造に指示されたくないんじゃ!」
って感じで、尚更応援しなくなる。
叱咤激励されているんだ!ハッパをかけられているんだ!と感じてやろうよ…
熱サポゾーンにいると中学生くらいのサポ(USじゃない)
に煽られる事があります(笑)
でもそれに対し、自分は腹を立てた事はありません。
どんなに命令口調であってもね。
周りの大人たちの歩み寄りも大事だと思いますよ。
SS席なら汚い言葉で煽るのはNGだと思いますが、
熱サポゾーンなんですから煽られたら応援を拒否するのではなく、
逆に「なにくそ!」って根性見せないと…
posted by あさ吉 | 2008-03-20 23:21
Re:私が見た感想
それぞれに考え方があることですからね。
あさ吉さんの言うような歩み寄りができれば、もっともっと良いゴール裏になるだろうと思います。年長者の側が度量を見せる所かもしれませんね。
「ある程度は仕方ない」
確かにその通りであると思います。人間誰しも一生懸命になれば、言葉の端々が乱暴になるものだと思います。でも現実としてアウェーの状況より酷いなどという声すら聞こえてくるような状況は、中心部も問題克服に向けて何か考えるべきなのではないかというのが私の考えです。
言葉が全く足りないのですが、そろそろ仕事の時間の時間ですのでこの辺で。
いずれにしろゴール裏を良くしようと動いている人がいて、彼らを理解するように努めている人がいる。これは素晴らしい事です。
posted by Gekitei| 2008-03-21 07:24
油断してました(^^;
Gekiteiさん,こんばんは。
たぶん,はじめまして,かと思います。○たです。よろしくお願いします。
>タイトルだけでは何の事かわからないように、
>敢えてこんなタイトルにしています。
今気がつきました。こちらへはときどき見に来ているのですが,油断してしました。(^^;
このエントリの趣旨には全く異論はないのですが,ひとことだけ言わせて下さい。
私のところで引き合いに出したひぐまさんの「途中で応援を放棄したサポに失望」というコメントおよびほぼ同容のncsa3809さんのエントリは,私は「批判」というよりも「サポーター同士の叱咤激励」,あるいは「煽り」と受け止めました。また,これに対して「私も同意」と書きましたが,これも「煽り」を意識ししたものです。
私が煽りたかったのは,ふがいない応援をしてしまった自分たちは「応援でも負けた」ことをきちんと悔しがって,そして次の応援はもっとしっかりやろう,ということです。
けっして,“サポがサポに失望”とか“サポがサポを批判”ということで書いているつもりではありませんでした(「そう読めた」と言われれば,それは私の文章力が足りないせいです。すみません)。ここで引用された私のブログのエントリへのコメントに対する私のレス,および,翌日のエントリ(http://www.consadole.net/maruta/article/427#extended)を読んでいただければ私が本当に「失望」しているのではないことを分かっていただけるのではないかと思います。
posted by ○た | 2008-03-22 22:36