サントリーホールに行ってきました。
前に取り上げたことがあるスメタナの「わが祖国」
今日はプラハ交響楽団の演奏でした。
このオーケストラ、女性団員が20人以上います。
私はこれほど女性が多いオーケストラは初めてです。
11月にチェコフィルの演奏を聴いたばかりなんですが、チェコの名門が2ヶ月置かず、
相次いで来日したことが驚きでした。
こんな機会は二度とないかもしれません。
チェコフィルの時の指揮者は先日放映された「のだめカンタービレ」にちょこっと出てい
たズデニク・マーチャル氏。
そして、今日はイルジー・コウト氏の指揮でした。
この2人の指揮者は亡命生活を送っていたという共通点があるのですが、今年は1968
年の「チェコ事件=プラハの春」から40年の節目の年です。
いやあ、シェフが変わると演奏がこんなに変わるのかと驚きの連続。
コウト氏は「ヴルタヴァ(モルダウ)」の途中、指揮棒や手を振らず、足だけで踊ってたし。
こんなのあり~!
また、今まで聴いた「わが祖国」の中で一番テンポが速かったと思うんだけど、時間が経
つのが早く感じた。
6曲目の「ブラニーク」のフィナーレ、チェコの輝かしい未来をうたった旋律は「ゆっく
り待ってられない、今すぐ来い!」と訴えてるようだった。
終わった瞬間、胸がスカッとしましたよ。
「ブラボー!」
ステージ横の席は指揮者の表情が見れて面白いですね。