出張先で時間があったので、近くの野球場でやっていた高校野球を見てきました。
ずいぶん久しぶりですね。
行った時、ちょうど前の試合がコールドゲームで終わった。
10点差ぐらいついたんじゃないかな。
地方の小さい球場なものだから、次の試合の選手と入れ替えで、前の試合の選手は外に出された。
負けたほうのチーム。
キャッチャーが涙を流して出てきたと思ったら、着けていたプロテクターを地面にたたき付けていた。
これで彼は3年生で引退なんだなと思った。
次の試合の両チーム(まだ1回戦です)。
公立校同士なんだけど、片方はパワーがありそうな感じでもう片方は明らかに非力に見えた。
こりゃあ、パワーチームのコールド勝ちかなと思った。
でも、意外にもと言っては失礼かもしれないが、9回まで試合は続いた。
1回表に非力チームが相手のエラーがらみで先制した。
これが9回まで試合ができたポイントかもしれない。
その裏のパワーチームは3塁打やタイムリーヒットで逆転したが、走塁ミスや相手の好守があって2点止まり。
そこから試合はこう着状態になった。
その間、非力チームがチャンスを作るものの、走塁ミスや盗塁失敗で点が取れない。
そして、パワーチームのサードゴロをエラーし、次のバッターが長打で追加点。
さらに別の回にもパワーチームが長打攻勢で3点取った。
非力チームはシングルヒットのみ。2点返すのがやっとだった。
それでも、サードゴロエラーまではよく押さえていたんだけどね。
いくつかあったミスの中で一番悔やまれると思った。
あれがなければ、試合の流れは非力チームにあったから、ひょっとするとという期待が持てた。
一見勝負にならないかなと思うような試合でも、何が起こるかわからないですね。
シートノックを見ている限り、非力チームはぎこちなかったもの。ボールが手につかないし…
だけど、あの試合展開ならば、非力チームにも勝つチャンスは十分にあった。
サッカーを何度も見ていて感じているはずだけど、一つのミスで流れが大きく変わってしまう。
明日は第3クール初戦の柏戦になるけど、つまらないミスをしないように試合してほしい。
ホームなので、試合時間中は念を送ります。