コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2013年06月03日

台湾の地震

今日はコンサに関係ないことを書いてみようと思います。

ニュースで台湾中部で地震がありました。2日のことです。
台湾中部南投県仁愛郷と言う地域です。

昨年私たち家族は台湾旅行に行きました、この地域のそば花蓮という都市です。
そこから景勝地の太魯閣峡谷という場所です。

2日に地震があったところは花蓮から南の方に行き、それから山の中に行った地みたいです。

そして、この南投県仁愛郷というところは別名霧社、近代史に詳しい方ならお知りと思いますが、
昭和初期に「霧社事件」が発生した地です。

1930年の時です。

この「霧社事件」、事件と言うより抗日暴動として歴史に残り、日本と台湾にいろいろな意味で
その影響や震撼を与えた騒動です。

きっかけは台湾の高砂族、正しくはセデック族の集会に日本人の警察官が巡回に訪れた際に
挨拶した集落の長に露骨に嫌がり、警棒が杖かで殴り、それに怒った長が警察官を殴ったという、
実にささいな事から暴動、反日騒動に至った事件です。

つまりは人間の醜さであり、そしてリスペクトや思いやりの欠如、そして日本人と台湾原住民との
お互いの無理解によるものです。

多数の死者や負傷者が出ました。

そして、この事件を元に映画になりました。
「セデック・バレ」2011年

この映画がやっと日本での一般公開が4月にされました。前後2本で4時間半強の長尺映画です。

私が台湾に行っていた際に公開されていたと思いますが映画に行く予定が無く、そしてまだその時は
私自身が無理解でした。

太魯閣峡谷に行った際に台湾の原住民の写真があり、その時に少々知識を得て、日本に帰って来てから
ググってみて知識の補充をしたのです。

今回台湾中部の地震と聞いて、かの地の近くに足を運んでいたので、胸を痛めています。

ちと長くなりました。まだまだ書きたいことがありましたので、また後日にします。

亡くなった人に合掌


でわ

posted by 去舟庵海人 |21:56 | 日々徒然 | コメント(0) | トラックバック(0)