2010年09月12日
とんぼの止まる日
本日は小樽港沖にて「オータムファミリーカップ」がありました。 スタート時間は10時ジャスト、風はそれなり波もそれ程ではなく←説明になっているのか まぁ想像に期待します皆様方 風下のスタート地点から風上までのマーク地点まで2海里(約3.6キロ)の道のり←道のりはないだろう、海の上なんだから それでトップの艇は早々にマークを周回したのにそれに続く艇はZZZZ←一応寝ているマーク 要するに2海里の行程を1時間45分かかりました。 2周半にタイムリミットは3時までの5時間以内 こんなことでフィニッシュまで行けるのかと思ったら、風が変わって反対方向から吹き出しました←この季節は当たり前の風模様 つまりスタートは風下から風上に行っている最中に着いた先は風下←ややこやしいったらありゃしない そんなこんなで気がついたらいつも定位置の以下省略←つらい、悲しい と思いきやお隣さんの艇がすぐそばに付き合っているじゃ有りませんか←いつもの事か と言うことで我が艇は遊び心を敢行しました。 「タッキングマッチ」 つまり方向転換を頻繁に行い、順位争いをすることです。 マッチレースですわ。もっともレース艇はこ2艇しか居ませんです。 他の艇はすべてフィニッシュしていました です。 このタッキングマッチは乗組員の質向上は図るには絶好のヨット操船技術です。 そしてもう少しと言いますか、抜きつ抜かれつで最終的にはこちらの操船ミスがあり、やられてしまいました。 2分差でした。 またやりたいものです「タッキングマッチ」 大型ヨットの操船争いはなかなか見られないのです。 欧米のヨットレースはわざわざ陸地に近いところにレース海面を持って行き、陸上から観客に見せることをします。 小樽港沖でもしたいものですが、船の航行の邪魔になりますので難しいですか です。 欧米はそんなヨットレースの歴史が浸透していますので、航行している艦船を止めてまでして、ヨットレース優先をしてくれるのですが、日本は歴史が無いので・・・ あっ忘れていました、タイトルの話を。 マークまで行く最中は風が無い中で私たちのヨットレースを笑うかの様に艇のあちこちにとんぼが止まっていました。 確かにオータムカップですが、普通なら風が船上を通り過ぎていくのですが・・・・要するに止まり木にされているのか です
posted by 去舟庵海人 |22:23 | ヨット | コメント(0) | トラックバック(1)