コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2010年07月06日

あの本は何処に行ったのでせう

本日は「サラダ記念日」であります。
俵万智さんが世に出した第一歌集の表題がこれでありましたことに由来します。

もちろん私も購入しました。
ベストセラーはすぐには購入はしていない私ですが、ややしばらくの期間をおいてでした。
その時の売上は約280万部、歌集としては空前絶後と言って好いかもしれません。

短歌とか和歌と言うものは教科書に載っているのは「百人一首」ぐらいでしょうか。まだいろいろ有りますがなじみのあるものはと言うことですが。

そしてはるかな時空おいて、その中で出版された「サラダ記念日」

私も衝撃を受けました。

こんな言葉が短歌になるのかと。

今でも新鮮です。

ところでこの本が我が家にありません。
行方不明です。誰かに貸してあげたのでせう。きっと喜ばれていると思います。

めぐり巡って我が家に短歌が訪れるとは思いませんでした。

俵万智さんが受賞した角川短歌賞、我が家にもあるはずです。
今だにその表彰状見せてもらっていません、息子から。

贈呈式のパンフは手元にはあるのですが、後日ゆっくりと見せてもらいませう。

せっかくですから第55回角川短歌賞に選出された句を載せておきます。

 「積乱雲に 呼ばれたやうな 感覚を残して 夏の曲馬団去る」

50首ある中で私がいいなと思った句は

 「うろこ雲 色づくまでを見届けて 私服の君を 改札で待つ」 

posted by 去舟庵海人 |23:00 | 短歌 | コメント(0) | トラックバック(0)