2009年12月13日
昭和って
昭和という言葉が歴史みたいに言われているブログは私そのものが昭和なんですが です。
確かに平成生まれの成人がいるぐらいですが、歴史みたいに言われると急に腰が曲がったみたいに感じてしまいす。
もっとも姿勢が良くない上に猫背ですが・・・
本題は
「志ん生の昭和」 保田武宏著 アスキー新書
志ん生の歴史を追ったものですが、高座でかけた噺まで乗っています。
どうしても十八番の噺とか録音したものでしか、こちらも知らないのですが今となっては聞きたかった話がたくさんあります。
志ん生さんの「文七元結」なんていいですなぁ。
「中村仲蔵」 この季節なら「芝浜」
うーん、ライブでしか楽しめない
これが落語とはいえ、残念でなりません。
同じ噺のようでいて、噺家と時代の空気でいろいろな要素が織り込まれて噺家のオリジナリティが加わり、ホント落語は面白い。
昭和の噺家と言えた噺家もだんだん少なくなって、寂しいものがありますがこれからは平成の噺家が出てくるのでしょう。
落語が面白いものである以上、明治、大正、昭和と続く平成が楽しいものとなると信じています。
posted by 去舟庵海人 |20:56 | 日々徒然 | コメント(1) | トラックバック(0)