コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2008年11月03日

読書感想文

今しがた「オシムの言葉」木村元彦著 集英社文庫 を読み上げました。

この本は先日某ボーナス氏から戴いたもの。
以前からは知っていましたが、へそ曲がりな私はみんなが読んでいるぞと言うときには読まないのでいつまでたってもへそが直らないのです。

さて本の内容ですが詳細には書き込めません。文章能力が無いせいです。
でもところどころ印象に残った文章といいますかオシムが言った言葉を書きます。

ここまで書いてオシムと呼び捨てにしていますけれど、年上であるうえに人生経験も豊かな人を呼び捨てにしているのは申し訳ありません。
本の題名に引き込まれて、そうしていますが敬称はつけたいが今回は勘弁してください。
'
「私はビッククラブ向きの監督ではない。スター選手を外したら、監督のほうの首が飛ぶ」'

彼オシムが監督したチームはいつも上位のチームではない。
むしろ下位で若い選手を練習で育て上げ強くしてタイトルをとった。

だからビッククラブからオファーが来たけれども全て断っている。
そしてレアルマドリードがジェフをテストマッチを申し込んだ。彼オシムの監督したチームを見たいとの理由だからだそうだ。

実はこの本のここを読んだだけでも感動した。

彼オシムの経歴を見ただけでも圧倒されるのだけれども、一つはっきりしているのはサッカーを仕事を選んだのもたまたまかもしれない。
数学者の道もあったということで人間の幅を感じさせます。
プロサッカー生活で12年間のうちイエローカード一枚も頂戴したことがない。
だからと言ってレッドカードはあると言う落ちはないと思う。

この本を読んでサッカーと言うスポーツができる環境、すなわち「平和」を改めて幸せに感じざるを得ない。

本当に幸せだ。

そして今、彼オシムがコンサドーレにとって必要かと問われたら、絶対「是」と答える。

彼の思想をサッカーと言うスポーツで表現する。

すでに彼が監督してきたチームで答えは出ている。
がしかし、コンサドーレ札幌という我々のチームが彼オシムの表現を受け止めることができるか?

私は見てみたい。どれだけコンサドーレ札幌が変わっていくかを。

posted by 去舟庵海人 |21:08 | 日々徒然 | コメント(2) | トラックバック(0)