2008年03月02日
国家機密その三
ニュースでは北海道以外の各地で「黄砂」が見られたとか。 それなのに黄砂の発生元の中国は気象は国家機密で天気予報はしないのですと。 確かに天気予報は昔から国家機密になっていました。地図もそうです。 しかし、国家機密と言ったってこのグローバルな時代に隠すなんてナンセンスになってはいませんか? 黄砂があれば当然航路に影響しますし、予報が出なければ飛行機は飛びませんよ。 国内ならまだしも海外からとか海外へとはどうするの。 隠すなんて昨今の食品問題であれこれと立証済みでしょう。 困るのは国家だけではないのです。国民だって困ります。 アメリカの機密の扱いで良いところは何年か後には必ず公開するとの決め事がある点です。 ですから官僚は資料を公開を前提で作成していますし、自分が行なった政策はしっかりと保存する仕組みを作っていることです。 もっともそれが民間に移った時にリクルート資料になりますが。 機密は将来絶対に守られるものと思ってはいけません。 これは過去からの歴史で分かると思うのですが。 機密よりも名誉のほうが大事だと思うのです。 中国は確か名誉を重んじる国、人間だったと思うのですが。 機密というより内緒事は駄目よと自分自身に言い聞かせております、ハイ。
posted by 去舟庵海人 |21:13 | 日々徒然 | コメント(0) | トラックバック(1)