コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2006年01月25日

いただきます。

このところ、2のところで話題になっている「いただきます」なんですが、
私の年代になると、この言葉でクレームが付くとはおもいませんでした。

キャスターの永氏もびっくりしたから、放送で話を乗っけたんでしょうけど。

私たちはみんな貧しい時代をすごしてきました。
地位ある人たちでもそうでした。
筋を曲げずに飢え死にした裁判官もいたくらい。

金持ちは金に飽かして食物をとることはありましたが、概してみんな貧しかった。
食べ物はだから「頂きもの」でした。

貧しくても食事の際はみんなで「いただきます」と声を出すものでした。
今回の話題は食べることに対して重要なファクターではなくなったのかなと思います。

そこに「しまふく寮」のメニューです。
選手の食事は大変重要なファクターであり、闘志の源泉と思う印象を与えてくれました。
エネルギーが枯渇しないようにとのバランス取れた食事を摂取することが、

すなわち「いただきます」。

日本人はなぜか思想的に八百万の神が至る所におわします、と言ってきました。
鯨だって食べ物でしたから、感謝するということで神社に祭っていました。
九州の旅の際に拝観してきました。

このように口にするもの、衣服としてまとうもの、住まいどころとして木々を倒すことなど、生けるものを人が手を下すものに感謝いたしてきました。

これが「いただきます」のこころと思うのですが、
皆さんはどう思います?


posted by 去舟庵海人 |22:50 | コンサドーレ | コメント(0) | トラックバック(1)