2008年03月03日

ブラジル人は皆サッカーが巧いのか

 プロ野球チームにもプロサッカーチームにも外国人助っ人がいます。
 助っ人と言うぐらいですから日本人選手より技量が上なのでしょうが、プロ野球では、けっこうな頻度で「ダメ外国人」が登場しては去っていきます。プロ野球で去っていく助っ人のタイプは、来日するとき「本場意識」と「プライド」を背負ってやってくる選手が大半のような気がします。

 サッカーの場合の助っ人は、圧倒的にブラジル人が多いようです。
 人から聞いた話ですが、ブラジルの子供たちは、サッカーをしないと仲間外れにされるので、ほぼ100パーセントの子供たちがサッカーボールで遊ぶ、と聞いたことがあります。だからサッカー人口の底辺が広いのでしょう。サッカー人口の底辺が広いということは、サッカーの才能が埋もれてしまったり、才能が他のスポーツに流れてしまうことが少なく、さらに、見い出されたサッカーの才能が伸びる環境にある、ということです。
 なるほど、サッカー選手供給の下地があるってことですね。

 そんな国からやってきた助っ人が、Jチームにも沢山います。
 ところで、彼ら全員が日本人選手より数段、サッカーが巧いのですか? 技量が上なのですか? あの程度なら日本人でも遜色ない、という選手が結構いるんじゃないのですか?
 まあ、チームの中心を担うほどの技量のある日本人選手を移籍で獲得するのは難しいので、補強というと、どうしても外国人選手ということになるのでしょうが、年俸の高さと、背負ったプライドの高さからくる扱い難さと、そのプライドの高さが与えるチームの和への悪影響などを勘案すると、外国人選手の獲得って一種の賭け、鉄火場における丁半博打のようなところがあると思います。

 昨季のダヴィ選手は、「丁」に賭けたら「丁」の目が出て大当たり(イタカレ選手は「丁」に賭けたら「半」が出た)というラッキーな状態でしたが、今度のクライトン選手は、はたして「丁」と出るか「半」と出るか、う~ん、ちょっと心配だ。

 と、おじさんは、思うわけです。

posted by masa2007 |20:55 | コメント(0) | トラックバック(0)

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