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2011年03月18日

25日の開幕を譲れない理由とは

25日の開幕をどうしても譲れない理由とは?

セリーグ球団の強硬姿勢にはどうしても違和感を覚えてしまう。

巨人の清武代表が、
「いろいろな考え方があるが、野球をやって勇気を伝えることも必要」
「たとえお客さんがたくさん来なくても、野球人として責務を果たしたい」
と述べたと報道されている。

清武代表に申し訳ないが、個人的には
野球にはそんな栄養ドリンク的な即効力を兼ね備えているとは思えない。

現状では、音楽で世界を変えよう!勇気づけよう!なら
まだピンと来る。


これではプロ野球ファンも納得はしないだろう。
ファンに対しての説明が不十分だ。

何より震災からわずか数日しか経っていない。
被災者はもちろんだが、日本国民全員が心に深い傷を追っていて、
立ち直るにはまだまだ時間が必要なこの時期に、
プロ野球が明るい未来を作る的なことを言われても困る。
高飛車な発言にも聞こえる。


もっと多くの人が納得できる説明があるはずだ。

例えば、
25日に開幕できなければ、球団経営に支障がでて、
プロ野球に携わる人たちの生活に影響を与えてしまうため、
予定通りの開幕をお願いしたい。

ただし、電力の問題がある。できるだけナイトゲームを減らし、
デーゲームに移行できるよう関係各所と協議したい。


こんな感じの声明文を出してもらえると、気持ちがすっきりする。

たまたま今日、イベント会社に勤めている知人が、
相次ぐイベントのキャンセルで仕事にならなく、
このままでは会社としては非常にまずい状況だという話をしていたため、
私としては、上のような説明をセリーグ球団がしてくれると
とても共感ができる。


ずっと思っていたことだが、
ファンあってこそという視点が、どうしても一部プロ野球球団からは
感じることができない。


今後もファンの気持ちを優先することはないのだろう。
もちろん雇ってあげている選手達の気持ちも。

改めてそう思う出来事だった。

posted by gotokuji |23:46 | コメント(0) | トラックバック(0)