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関東の田舎暮らしも長くなりました。 でも「住めば都」でアナログ人間の私にとってはちょうどいいのかもしれません。 正午と夕暮れの音楽が町中に流れる田舎から札幌を追いかけます。

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たまには旅のことでもvol.1

2006年07月02日

雨が降ったり止んだりのはっきりしない天気。
テニスも中止になってしまった。

たまには昔の旅のことでも書いてみようかな…

先日は帰省の話題から、旭山動物園と旭岳について触れました。
これは家族旅行なんだけど、今回は昔の一人旅のひとコマを。

いつだかの夏の帰省時にこんなコースでまわってみました。
札幌~稚内(泊)~浜頓別(泊)~紋別(泊)~網走(泊)~北見(泊)~札幌 

札幌~稚内と網走~札幌はJR、あとは路線バスのはずでした。

路線バスの予定が狂ったのは、浜頓別から紋別に行く途中のこと。
北見枝幸で乗り換え、雄武まで来て紋別行きのバスを待っていたら、1台の黒のクラウンが来た。
中から子供が2人降りたあと、運転手が私に声をかけてきた。
「お兄さん、どこへ行くの?」
「紋別ですけど」
「だったら途中まで送るから乗っていきなよ!」
そんなわけで、この人の世話になることになった。
道中、昨日札幌から帰ってきたこと。
札幌へは子供の少年野球の試合を見に行ったこと。
私と同じく東京の大学を出ていること、などの話をした。
興部まで来た時、国道を離れ、町道に入っていった。
一件の家の前で車は止まり、運転手が降りる時に、
「このまま乗って少し待ってて! 時間は大丈夫でしょ!」
と言って、家の中に入っていった。

10分近く待っただろうか、家の中から別の男性が出てきて車に乗り込んだ。
「紋別に行くお客さんって、あなたのことですか?」
「はいそうですが…」
「それでは今から紋別までお送りしますので…」
「それ、どういうことですか?」
「社長から、車の中の人を紋別に送るように命令されたので」
「えっ、今の人、社長さんだったんですか?」
「はい、うちの社長です!」
「今日の私の唯一の仕事なもので…」
そんなわけで、このまま紋別の宿まで送ってもらうことになった。
社長の名前はKさんと言い、興部では有名人だという。
何か悪いことさせちゃったなと思う反面、クラウンの乗り心地は抜群であった。
路線バスでの予定より1時間以上も早く紋別に着いた。
この日は夏とはいえ、小雨の混じる寒い一日。
路線バスの計画はここで頓挫したが、天気が悪かったので本当に助かった。
町中を散歩したついでに、旧紋別駅前近くのそば屋で熱いそばを食べたのが懐かしい。

紋別にはそれから10年後の冬、子供と2人で来ている。
その時のことはまたの機会に…


post by equip

14:35

コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

ミルクチョコ

Re:たまには旅のことでもvol.1

2006/07/02 20:32

北海道の人たちって本当優しいですよね。 わざわざ声かけて送ってくださるなんて・・・ すてきな方と出会えてよかったですね(≧o≦)ノ

equip

Re:たまには旅のことでもvol.1

2006/07/02 21:18

>ミルクチョコさん 本当にそう思いますね。 世の中だんだん物騒になってきて、こんな経験はなかなかできないかもしれません。 当時は私も若造でしたけどね。 でも、親切な人でした。 また会いたいと思いますね。 元気でいるかな…

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