2005年12月27日

オレンジさいたま

ゲームの話です。「サカつく2004」バージョン。Kの話。
自分にはさっぱりついていけない「育成型」ともいう種類。
生身の人間や動物を育てているので、
とてもじゃないが、サッカー選手を育てる余裕はない。
でも、面白い話だったので書き留めておこう。
長くなるので、追記にします。


樹森大介という選手がいる。ザスパ草津30番だった(涙)
最終節の草津戦でも途中交代で出場した記憶がある。
Kのクラブチームは「オレンジさいたま」
何故札幌じゃないのか?と問うと「資金の関係だ」そうだ。
樹森大介はそのサッカー人生のすべてを
「オレンジさいたま」に捧げてくれたそうだ。
(このあたりですでにKの目が潤む)

「オレンジさいたま」は3年連続最下位の危機。
どうやらそれ以降はゲームオーバーになるそうだ。

お金はない。困った時は「戦力外通告」を見る。
面白い苗字だと思ったそうだ(「じゅもり」と読んだ可能性大)。
 ここだけの話、今でも 「○○が移籍のうあつ!」と言う。
 各ポジションから 「のうこう!」と突っ込みあり。

800万で即交渉成立。いい奴だと思ったので
翌月にはすぐに合流し試合に出した。
相手は1位のヴィッセル神戸(苦笑)。勝てるわけないと
思いきや、樹森いきなりのハットトリック!
すげー、俺、金の卵をひろったのかもしれない。
その後成長爆発も4回起こし、「もう神の領域」と絶賛される。

しかし、いいことばかりではなかった。
靭帯の断裂で長期の離脱。しかし奇跡の復活をとげ、
日本代表にも選出される。天皇杯では4点を決め優勝。
その間、ずっと年俸3000万でいてくれたという。
ちなみに山瀬を獲ろうと交渉したが
「一億すか?有り得ないですよ」とあしらわれたそうだ。
偉くなったね。

樹森は結婚もした。奥様の名前は「輝子」。
男児誕生。Kが名づけ親となり「大輝」とつけた。
彼は今、48歳で、プラジルでコーチをしている。

引退セレモニーでは涙がとまらなかったとK。
話しながらも 「マジ、やべ…泣けてきた」と
本当に泣くんだから可愛いやつだ。

このような形で様々な選手を知り、
たとえ架空の世界でも愛情をもてることは素敵なことだ。
しかし、「サカつく」の新パージョンが出る予定はないらしい。

ちなみに、Kが言う。
樹森のことは自由帳にびっしり書いてあるよ。読む?

いや、いい。もう充分だよ・・・


posted by aru |20:59 | サッカー | コメント(1) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
ありゃ~(aru)

追記になってないし。
もっと短く書けるよう頑張らねば。

posted by aru| 2005-12-27 21:08

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