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2013年07月08日

『とんび』 重松清 

書名は “とんびが鷹を生んだ” の “とんび”です。
不器用で真っ直ぐな男が、最愛の妻を早くに亡くし、暖かい仲間たちの協力を得ながら 一人息子を育てていくストーリー。
昨年1月には NHK(堤真一×池松壮亮)で、今年は TBSの日曜劇場(内野聖陽×佐藤健)でドラマ化されていますから、テレビでご存知の方も多いでしょう。
テレビの方は いくつかのエピソードを加えて(特に後半) 話を膨らませていますが、基本的なストーリーは 同じです。
テレビを先に観ていたので、どうしてもそのイメージが被ってくるのですが、ドラマのキャスティングは原作の雰囲気に良く合っていて、違和感無く受け入れられました。


ストーリーは判っているのに、通勤途中にバスや地下鉄の中で読んでいて 思わず泣きそうになってしまう事が1度や2度ではありませんでした。
ヤスの愛情はひたすら真っ直ぐで深く、それを海雲和尚や照雲、たえ子姉さんたちが暖かく見守る姿は素敵です。
どこにでもあるような話ですが、だからこそ身近に感じて、身につまされて、暖かい人情が身に染みるのでしょう。

自分にも息子が一人いるので、どうしても重ねてしまう部分があるのですが、振り返ると僕にもそうした仲間や友人がいて、何度も助けて貰ったのだ と思い至ります。
改めて 彼らに感謝しないといけないですね。


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posted by aozora |23:55 | 本の話 | コメント(0) | トラックバック(0)

2013年07月08日

福岡戦

昨日は 昼過ぎまで 家の事や実家の事をして、暑さに倒れそうになりながら 厚別へ駆けつけました。
当日券を購入しての観戦でしたが、久し振りに代金分以上に楽しませて貰いました。
夕方から用があったので、試合中のビールを飲めなかった事や 祝勝会に参加出来なかった事が 返す返すも残念でした。


なかなか見ごたえのある 良い試合でしたね。
特に前半は素晴らしかった。
後半に もう1~2点取れていれば 言う事無かったのですが・・・。

GKとDFラインのバランス、連携が悪かったのが気になりましたが、攻撃陣は良かった。
福岡の出来が悪かったにしても よく走り、当たり負けせずに 上手く身体を入れ、きれいにパスが繫がり、有効なサイドチェンジもしばしばで、チャンスを逃さず シュートを打っていたと思います。

特に 三上、荒野、堀米の若手選手。
まだ若いし、相手もある事ですから、昨日のパフォーマンスをコンスタントに続けていくのは難しいのかもしれませんが、やれば出来ることが判っただけでも大収穫。
他の若手にも大いに刺激となった事でしょう。
昨日の試合に出た選手も、出られなかった選手も、諦めずに精進を重ねて頑張って欲しいものです。

チーム最年長の砂川選手も頑張っていました。
この3連戦、群馬戦は58分から途中出場。徳島戦は先発して69分に交代。昨日も先発して81分まで出場し、若手に負けず走っていました。
暑い中での3連戦、本当にお疲れ様です。
疲れが溜まっていると思いますが、くれぐれもコンディションに気をつけて、次の東京V戦でも活躍して欲しいものです

途中で 両足が攣って退場した堀米選手だけでなく、昨日は 皆がよく走っていて、試合終了後に倒れこんでいる選手も少なくありませんでした。
ああいう姿を見ると胸が熱くなり、もっと応援しないと という気持ちになります。

前田選手も戻ってきたし、フェホ選手も正式に加入が決まったし、いよいよFW争いは激しくなります。
前田選手も 三上選手も 昨日は決めたかったでしょうね。
次の試合で 誰が先発して 誰が決めるのか、楽しみです。
期待すると裏切られるのが うちのチームの常なのですが、昨日の試合を見ると 期待してしまいますし、今度こそ裏切らないでくれよ と祈るばかりです。


頑張れ!コンサドーレ札幌!


posted by aozora |19:25 | コンサ | コメント(0) | トラックバック(0)