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2007年10月22日

辞めて欲しくない奴から 辞めて行く (コンサネタなし)

ご多分にもれず 僕が働いている会社でも 『団塊の世代』 の問題があり
今年からしばらく 定年退職者が続く 

昨年までは  
60代 1人 50代 9人 40代後半 2人 30代前半 4名 で 20代が 0人 
社員の平均年齢 48歳という 本当に高齢化社会 そのままの 職場だった 


当然のごとく 定年退職者及び予定者の補充を しなくてはいけないわけで 
一昨年から あわてて採用活動を 続けているのだが 

一昨年秋に採用した人間は 出社日直前になって 辞退 

昨年夏に採用した人間は そこそこ頑張ってくれたのだが 今月退職した 
 
仕事が合わないんだって ..... 

ジェネレーションギャップもあったのだろう 
今年の夏に 20代を2人採用するまでは ただ1人の 20代だったから

みんなで慰留して 一度は残ってくれそうだったのだが 
2週間もたたないうちに やっぱり無理だ と言ってきた
 
やっと仕事を覚えたくらいの段階で 
これから うちの会社の仕事の面白さが分かるところだったのに 
非常に 残念 


辞めて欲しい社員は 何を言われても 図太く居座って 
辞めて欲しくない社員は さっさと見切りを付けて辞めて行く 
全く 困ったものだ 



で 先週末から 再度 採用活動をしているのだが 
法律が変わり 
先月あたりから 求人の際に 年齢制限が出来なくなったため 
求人票に 当社で採用したい年齢層が 書けなくなっていた 

その結果 
当社で採用したいのは 20代後半 ~ 30代前半 なのだが
応募者の年齢層は 下は 21歳から 上は 65歳まで 非常に様々 
 
定年退職者の補充なのに それ以上の年齢の方が応募してきてもなぁ .....


今日だけで 20人以上の応募があったのだが 
半数以上が 40代以上 
残念ながら 書類選考の段階で お断りする事になるだろう 


こういうのは 良い事なのだろうか? 
確かに 年齢層を限定せずに はば広く優秀な人材を求めなさい という法律の趣旨は理解できるのだが 
現実問題として 社員の 年代構成は きちんと考えないといけない 
それをしてこなかったツケが 今 来ているのだから 


北海道は まだまだ景気が低迷し リストラが続いているし 
それだけ 中高年の失業率が高いのだろう 

子供たちの学費を稼ぎ 家族を養わなくては いけないのだから 
必死に仕事を探している中高年の 悲痛な思いも 同年代として理解できる 
できるけど ..... 当社にも 当社の事情がある 



他の会社では 女性事務員を採用したくて 募集したら 
中高年の男性が たくさん応募してきた という話も聞いた 

こういう最初から分かっているミスマッチは 
履歴書に貼る写真代 履歴書を送る切手代 それを送り返す切手代
採用する側にとっても 応募する側にとっても 労力とお金の無駄になる 


年齢や 性別で 差別するな という事は 充分理解できる 

出来るけど 
割り切れない想いが 残る 


書類選考で落とさざるを得ない 応募者の方々 ごめんなさい
どうか こちらの事情もご理解下さい


 





 





posted by aozora |18:59 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)