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2007年05月26日

なぜ札幌を愛してしまったのか、青空の場合

 サッカーをきちんと観るようになったのは ドーハ以降。TV中継も増え サッカーが突然身近になった。
 その後 小学生になった息子が サッカーを始めた。息子と一緒にJリーグの試合を観戦するようにもなった。息子は当然のごとくヴェルディ川崎を応援。スター軍団は皆 オーラがあり 輝いていた。
 Jリーグ開幕当時 ジェフ市原の応援 (太鼓ではなく、丸い鐘を持って おじさんが一人で応援をリードしていた。カンカンカン、ジェフ! カンカンカン、ジェフ! )と 横浜フリューゲルスの応援 (横浜フリューゲルス オオオー♪ 横浜フリューゲルス オオオー♪ フリュゲルス、フリュゲルス、フ・リュ・ゲルス!!!〉 が印象的だった。
 自分たちのチームを持っているサポーターが 羨ましかった。

 1995年にコンサドーレ札幌が誕生し、1996年にJFLデビューした。北海道にプロチームが誕生するなんて 当時は想像も出来なかったから 嬉しかったのは間違いないが、当時 息子はサッカー少年団に入っていて 毎週のように練習試合や大会があった。親としてはコンサより息子で、だから 1996年のコンサは あまり印象に無い。 
 息子が中学生になると 試合を観に来るなと言うようになった。仕方ないので コンサの試合を観るようになったのだが、そこで出会ってしまったのが 1997.05.25 伝説のフロンターレ戦。
 雑草だらけのゴール裏で観戦していた。3点目を入れられて観客が帰りだす中で決めた同点ゴール、延長Vゴール。最後まで諦めずに闘う選手達を観て すっかりコンサにはまってしまった。
 以降はほぼ毎試合観戦。JFL優勝が決まった試合は勿論観たし、優勝パレードも観に行った。札幌が 北海道が コンサで沸いていた。 
 1998年はJ1でもそこそこに戦い、18チーム中14位。しかし、雪の室蘭で 無情の降格決定! 仕事を休んで応援に行ったのに 職場で当然のように思われたという事は 既にどっぷりはまっていたという事なのかな? 

 なぜ札幌を愛してしまったのか? という理由を探すのなら 僕の場合は やはり あのフロン戦に代表される熱い戦いを観たという事に尽きると思う。
 あの試合が無ければ そしてあの後の優勝にまっすぐ突き進んだチームの勢いが無ければ 今の僕は無かったと思う。そこそこに観戦はしていただろうが、ここまではまる事はなかっただろう。 
 サッカーの事をよく知らない僕のようなただのおじさんが サッカーを観る時に 勝つという事はとても大事。お金を払って負け試合は観たくない。数多くの試合を観て そこそこに戦術も分かってくるようになると観方も変わるのかもしれないが、僕は今でも勝ち試合が観たい。 
 昨年までのように耐える年があっても悪くはないが、それはコンサにはまって以後の話。それまでは(それ以後も)負けるよりは勝って欲しい。仮に負けても 最後まで諦めずに熱く闘う試合が観たい。


 それと もうひとつ。
 シーチケを購入して応援した年もあったし、株を買った年もあった。電車でラジオ中継を聴きながら応援という企画にも参加したが、僕の場合はCVSに参加した事が コンサとの繋がりを決定的にしたと思う。
 老若男女 全く何の関係も無い多くのメンバーが コンサが好きだという理由だけで集まり 試合運営を手伝う。試合は観れないし、選手とふれあう機会があるわけでもないが、自分が微力ながらチームを支えているという実感は 何にも変えがたいものがある。試合の後の飲み会や様々なイベントも 変なしがらみや遠慮が無くて楽しい。
 CVSに限らず こういう人間関係が見つかるという事も コンサにはまる大きなきっかけなんだろうな。
 定年になったら すいか隊もやりたいと思っている昨今です。




posted by aozora |23:47 | コンサ | コメント(1) | トラックバック(1)