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2007年04月10日

「ラスト・イニング」 

あさのあつこ著 「ラスト・イニング」 読みました


あの試合に向かう前のメンバーの心境・様子を描いた「マウンドへと」と
あの試合の2ヵ月後の横手二中のメンバーを描いた「白球の行方」の
2話が収録されています
内容は、、、、、これから読む方もいらっしゃるでしょうから 自粛


これはもう児童文学のレベルではないですよね
主な登場人物は中学生と高校1年生だけど 各々の心理描写は深い
この年代でここまで考えるか?と思ってしまうくらい

文章も難しい表現や言い回し 凝った形容詞や修飾語 用語などを
心置きなく?多用していて
子供向けの分かりやすさに囚われずに自由に書いている印象です


感想は、、、、、
おおっ そうか そうきたか 
そうだな そうなるかもしれないな
そうだよ それでいいんだ

詳しく書くと結果やあらすじが判ってしまうかもしれないので、、、、、自粛



難しいようなことを書きましたが 決して難解ではないです
内容は素直に面白いですよ 大人にも子供にも

中高生に読んで欲しいという意味ではやはり児童文学なのかな?


posted by aozora |21:44 | 本の話 | コメント(2) | トラックバック(0)