2011年04月18日
高円宮杯プレミアのレベルの高さってどんなんだ？
日曜は高円宮杯プレミアイーストの コンサＵ－１８対流経大柏を見にいってきました。 去年は、旧体制での高円宮杯の予選リーグが 道内でも開催されたため 東雁来や厚別で、全国レベルの闘いを見ることができましたが 今年からはリーグ戦ってこともあって さらにその機会は増えました。 厳しい戦いによって切磋琢磨されるチームや選手の恩恵はさることながら 見る側にとっても、高円宮杯の全国リーグ化は得るものが多そうです。 ・・・で 、じゃー高円宮杯プレミアってレベル的に言えば どんな感じになるんだと 前年の各種高校世代の主要大会の上位4チームの 今季の参加リーグを調べてみました。 10年インターハイ 優勝 市立船橋（関東1部） 準優勝 滝川二（関西1部） ベスト4 桐光学園（関東1部） ベスト4 西武台（関東2部） 11年高校サッカー選手権 優勝 滝川二（関西1部） 準優勝 久御山(京都2部） ベスト4 流経大柏（プレミアイースト） ベスト4 立正大淞南（プレミアウエスト） 10年クラブユース選手権 優勝 ヴェルディ（プレミアイースト） 準優勝 レイソル（関東2部） ベスト4 グランパス（プレミアウエスト） ベスト4 マリノス（関東1部） 10年Ｊユースカップ 優勝 マリノス（関東1部） 準優勝 ＦＣ東京（プレミアイースト） ベスト4 サンガ（プレミアウエスト） ベスト4 ヴェルディ（プレミアイースト） 10年高円宮杯全日本ユース選手権 優勝 サンフレッチェ（プレミアウエスト） 準優勝 ＦＣ東京（プレミアイースト） ベスト4 静岡学園（プレミアイースト） ベスト4 三菱養和（プレミアイースト） 今季の高円宮杯プレミアリーグは 去年までのプリンスリーグの結果を基に参加チームを決定したこともあって トーナメント1発勝負主体の各種大会の上位陣では 高円宮杯プレミアに参加していないチームも多いですね。 まぁそれには2つの要因があるんでしょうけど 1つは、勢いだけで無く中長期的に結果を残しているチームが参加しているということ。 高円宮杯プレミアリーグは その下に各地方ごとのプリンスリーグ、その下に都道府県リーグと ある意味、ピラミッドの頂点のような存在。 その階段は毎年上がれても１つだけで、 全ての参加チームに毎回その頂きまで駆け上がる可能性のあるトーナメントとは性質が異なります。 また、もう一つは 今年に関してはすべての地域から最低1チームは参加しているということ 激戦区の関東や関西、東海からは複数のチームが参加していますが (関東で5チーム） その反面、北信越・四国なども去年のその地区のプリンスリーグ優勝の１チームずつが参加しています。 地域ごとのレベルの差を考慮せず、まず最初は全ての地域に参加権を与えた形。 今年、プレミアに参加できなかった関東のチームでも では、強さ的に全国の上位20位に入れないかと言うとそうではないはず。 （来年以降はリーグごとの昇格・降格が始まると 一部の地域によるリーグの寡占状態化に徐々に流れてもおかしくはないわけです。） まぁ、高いレベルの戦いを今後も道内で見られるには コンサＵ－１８に最低はまずプレミア残留してもらうこと（プレミア各10チーム中8位以上）が必要になるわけですが 開幕2戦の結果を見る限り、そんな心配は杞憂なんだろうなと感じさせます。 ですよね？
posted by わたらせばし ｜21:25 | コメント(0) | トラックバック(1)